『秋の保津川 川下り』第41回フォトコンテスト 最優秀賞 撮影:安井管工業㈱ 安井健氏
フォトコンテスト
令和6年度フォトコンテスト応募作品
会議コ-ナ-
定 例 理 事 会
1.開催日時 3月5日(水) 午後3時
1.開催場所 水道会館
1.理事定数 18名
1.出席者 理事18名
上下水道局給排水設備課からの説明
組合三役
総務委員会
広報技能委員会
資材委員会
業務管理委員会
青年部会コーナー
第208弾定期夜間勉強会
開催日 令和7年2月19日
場 所 水道会館4階
参加者 64名
2月19日に第208弾定期夜間勉強会として、テーマ「能登半島震災後の現場の声」で、実際に応援活動に携われた名古屋市上下水道局、名古屋上下水道総合サービス株式会社に講師をして頂きました。講習内容として「地震概要」「応急給水活動の経過」「応急復旧活動の経過」「能登半島豪雨に関する応援活動」について説明が行われました。令和6年能登半島地震の応援活動では、名古屋市上下水道局から延べ988人(派遣期間:水道192日間、下水道127日間)、名古屋上下水道総合サービス株式会社から延べ121人(活動期間147日間)が派遣されたとの報告を受けました。
1月中旬には、政府の地震調査会からマグニチュード(М)8~9程度が予想される南海トラフ巨大地震について、30年以内の発生確率がこれまでの「70%~~80%」から「80%程度」に引き上げと発表されました。そのような中で今後、指定工事事業者として民地内給水装置の早期対応にどのように対応すべきか改めて考える勉強会になりました。
穂刈理事長 開会の挨拶
講師:名古屋市上下水道局 防災課 松井準様
講師:名古屋上下水道総合サービス株式会社 営業推進部 梶原大輔様
講師からの説明
全体風景
参加者の様子
青年部会コーナー
名水協青年部会 意見交換会
開催日 令和7年3月1日
場 所 名古屋ルーセントタワー
参加者 30名
3月1日に青年部会会員拡大事業として、45歳以下の青年部会会員及び組合員の方をお招きし意見交換会を実施しました。まず青年部会の年間事業内容を参加者に青年部会役員から説明し、その後グループに分かれていただき「青年部会に対するイメージ、また今後やってほしい事業」というテーマでグループディスカッションを行いました。活発なディスカッションが行われ「定期夜間勉強会をアップデートしてほしい、事業参加ポイントカードを作成してほしい」などの様々な意見が上がり、とても充実した意見交換会になりました。
意見交換会後には懇親会を行い、青年部会役員と参加者との親睦を深めました。またグループディスカッションで「1泊2日の特別感のある交流会をしてほしい」という意見を上げていただいたグループにベストアイディア賞として賞品が贈られました。
今回上がった意見を青年部会の活動に活かしていきたいと思います。
役員による青年部会会員事業についての解説
グループディスカッション
グループディスカッションで 上がった意見の発表
懇親会
ベストアイディア賞受賞グループ
集合写真
青年部会コーナー
青年部会メンバ-大募集!!
フォトコンテストコ-ナ-
第41回フォトコンテスト審査結果
筆の泉コーナ-
「雑草魂(ざっそうだましい)」
写真(広報技能委員会)
名古屋市上下水道局
春日井浄水場 茗荷良太
私は、「雑草魂」とでもいうべきものが人間の理想の姿ではないかと思うことがある。
雑草は、何度、除草しても直ぐに繁茂する。誰からも水も肥料も与えられない。病害虫駆除の農薬散布も必要ない。寒い冬でも温室不要であるし、それどころか、道行く人の足で踏み付けられても枯れない。
一方で、花鑑賞・果実収穫の為の作物(以下、作物という)は、人が給水・施肥し、温室で保護し、農薬を散布しなければ、花は咲かず、実はならず、枯れてしまう。
作物は、人手をかけて育成しなければ成長しないが、雑草は放任しておいてもどんどん生息範囲を広げていく。たしかに、雑草は、作物とは違って、美しい花も美味しい果実も生まない。しかし、雑草の自ら育つ様には強い生命力がある。いろいろな見方はあると思うが、私の個人的な好みでは、作物よりも雑草の方が素晴らしいと思う。
ところで、職場では職員の人材育成の重要性が強調されて久しい。しかし、育成する側が、育成される側を、手取り足取り面倒をみて、御膳立てしなければ育たない「作物型」の人材よりも、放任下においても自ら育つ「雑草型」の人材の方が、素晴らしいのではないかと感じる。
職場でもOJTだとか、OFF-JTだとか、様々な研修が用意されている。しかし、こうした研修は、職員の業務に関わる「知識の量」を増やすことにはできても、「人材の質」そのものを劇的に変化させることは、なかなか難しいような印象がある。
昨今、ストレスの多い職場環境にあって、ストレス耐性の強い「雑草型」の人材ならば、メンタルも病みにくいかもしれない。
一方は、高貴な生まれで、美しい花や美味しい果実は期待できるが、いわば、他力本願的で、ひ弱な「作物」。他方は、目立たない存在で、華麗な花実は期待できないが、いわば、自力本願的で、たくましい「雑草」。どちらが理想の姿なのであろうか。
談話室コーナー
満期メータ取替業務
緑支部・有限会社小池設備
竹内香織
私は、満期メータ取替の仕事を担当しています。主に計画書やメータ管理等の事務仕事全般と日々のメータ取替業務においてのお客様対応やモバイル業務です。満期メータ取替業務は、7年前から携わるようになり、最初はモバイルではなく全て紙の報告書だったので、写真の管理やメータ返却の書類等が多く、とても大変でした。しかし、モバイル化が始まった当初は、自分がモバイルを扱えるか、それもまた不安で、実際に写真を撮り忘れたり操作方法が分からず組合や水道局の方に問い合わせをして教えて頂いたこともありました。最近ではモバイルにも慣れ、とても便利になったと実感しております。
私がメータ取替業務において大事にしていることはお客様対応です。身だしなみや挨拶はもちろんですが、丁寧な対応とわかりやすい説明を心がけています。水道メータの取替は、必ず事前に【名古屋市上下水道局から水道メータ取替のお知らせ】と書いたチラシを事前に配付します。しかし、「自分は依頼していないから」「自分宛てに送られてきた郵便物じゃないから信用できない」と、断られたりすることがあります。そういう時は、水道局に対応してもらうようにしていますが、丁寧に説明すればたいていの人は分かって頂けます。また、不在でも取替するので、留守宅の庭で取替の最中にお客様が帰ってきて「何をしているんだ!」と怒鳴られたり、インタ-ホンに応答がないので不在だと思って取替をしていたら、一人でお留守番をしている小学生が「勝手に作業している」と親に電話をし、警察に声を掛けられたこともありました。闇バイトによる強盗や詐欺が相次ぎ、世間では敏感になっています。実際に空き巣や詐欺にあわれたことがあるとお客様からお聞きしたことも何度もあります。
またコロナ後くらいから、私もそうですが、訪問客が来てもインタ-ホンのみで対応する人が多くなったように思います。取替前には断水することに加えて、エア抜きのためお庭の水道をお借りすることや取替後にはお家の中でもしっかり水を出してくださいと説明するのですが、インタ-ホン越しだけでは伝えられることも限られます。エア-が絡んだことによる故障やトラブルもたくさんあります。トラブルが起きてからの対応はもちろんですが、トラブルを未然に防ぐためにも、これからも丁寧な対応とかわりやすい説明を心がけて、水道局が委託した指定工事店として誠実なお客様対応を努めていきたいと思います。
法律コーナー
無断録音の証拠能力
弁護士 成 瀬 洋 二
裁判では争いのある事実の有無を証拠によって判断します。刑事裁判では、被告人に対する適正手続の保障という観点から捜査機関には証拠の入手方法について厳格な規制が設けられていますが、民事裁判では証拠の入手方法につきある程度の不正があっても比較的緩やかに証拠が採用されています。それでは、民事訴訟において証拠排除されるほどの不正とはどの程度のものなのでしょうか。
今回は、運送会社A社に勤務するXが、同僚Yに無断で録音したデータを証拠に、Yの発言がXの名誉毀損に該当すると主張して、損害賠償を求めた事案(大阪地方裁判所令和5年12月7日判決)をご紹介します。問題となった無断録音には、①YがA社の休憩室で同僚Pら複数名に対し「Xが労働組合費で書籍を購入し、売却した代金を着服している」と発言したもの(その場にいなかったXがYに無断で録音した)や、②YがPら複数名に対して「XがA社の指示に反して高速道路を利用している」と発言したもの(PがYに無断で録音した)ものがありました。なお、これらのYの発言は名誉毀損に該当します。
裁判所は、民事訴訟法には証拠能力を制限する規定がないことから、無断録音というだけでは直ちに証拠能力が否定されものではないと言いました。そして、当該証拠の入手方法、態様や無断録音によって侵害される権利の要保護性、当該証拠の重要性等を総合的に考慮し、当該証拠を採用することが訴訟上の信義則に反すると言える場合には例外として証拠が排除されると言いました。
上記①の無断録音は、4ヶ月の間に1回あたり3時間程度の録音を約20回にも及んで得られたものであり、A社の休憩室はA社の従業員らがそこに居合わせた者を確認した上で自由に発言することができることから一定のプライバシー権が認められる場所であり、さらに無断録音のためにA社の休憩室に入る行為は建造物侵入罪に該当し得る行為であるなどを言って、上記①の無断録音の証拠を排除しました。一方、上記②の無断録音については、自身が参加している対面での会話において無断録音を行ったものであり、会話の相手方においてもその内容が人を介して第三者に伝わることを容認していたと言えるため、証拠を採用することが訴訟上の信義則に反するとまでは言えないと判示しました。
相手の素性がよく分からないときや、言った、言わないで争いが起きそうなときは、会話の録音を取った方が良い場合もあると思います。相手方の発言を牽制するために、「後日の争いを避けるため、本日の話し合いは録音させていただきます。」と申し入れることもありますが、場合によっては相手方に事前に予告することなく録音することもありなのではないでしょうか。もっとも、相手方との間で口外禁止の合意がある場合や嘘を言って録音をした場合などには証拠が排除され、損害賠償まで請求される可能性がありますので注意したいところです。
木祖村コーナー
木祖村だより
事務局だより
ロングドライブ
皆さんは、急にロングドライブをしたいという衝動に駆られることありませんか。私はしばしば、そんな気持ちになります。とはいえ宿泊を伴うとお財布には優しくないので、名古屋市から日帰りでどのあたりまで行けるかを考えたりします。もちろん無理のない範囲で。
最近その衝動で行ってよかったと思ったのが「九頭竜ダム」。福井県の奥越と呼ばれるエリアの大野市に位置し、九頭竜川の上流にあるダムです。ここのダムは、富山県の黒部ダムのようなコンクリート式の綺麗なアーチ型のダムではなく、たくさんの大きな岩と土、小さな石や砂で作られたロックフィル式のもの。ダムの上部は開放されているので、間近で見学することも出来、そのデコボコしたダイナミックな姿を堪能することも可能です。管理支所ではダムカードも貰えるので、ダム好きには堪らないと思います。また九頭竜湖を西に進み、下から眺めるダムの姿も美しくてオススメです。車で少し進んだ先には道の駅もあり、九頭竜まいたけの炊き込みご飯や、お蕎麦も美味しいですよ。この先一泊するなら、このあと大野市中心部にある越前大野城へ行ったり、永平寺を訪問するのもいいと思います。
しかし日帰りではさすがに厳しいので、帰り道は出来る限り道の駅や地元のスーパーに立ち寄って、地元の食材を買い込みます。ロングドライブすると、ほぼ毎回やっている行動です。ちなみにこの時は、九頭竜湖の道の駅から、岐阜県白鳥、郡上市、美濃市、関市と南下しつつ、寄り道していました。当然ながら高速使わずに一般道ですね。食べ物だけではなく、普段見かけないモノや風景を見たり、感じたりするのは、気分転換になると思っています。それは別に車ではなく、電車やバスでも途中下車して、知らない場所を歩いてみることでもイイと思います。
この冬もとても寒かったですが、徐々に季節も移り変わり暖かくなると思うので、皆さんもお出掛けしてみてはいかがですか。(A・H)