『天王川公園藤まつり』第38回フォトコンテスト 入賞 撮影:水道組合 副田茂秋氏
フォトコンテストコ-ナ-
令和5年度フォトコンテスト優秀作品
理事長ごあいさつ
再任のごあいさつ
名古屋市指定水道工事店協同組合
理事長 穂刈泰男
雨に濡れる紫陽花が美しい季節となりましたが、組合員の皆さまにはお変わりなくご清祥のこととお慶び申し上げます。私は、さる5月23日に開催されました第74回通常総会におきまして、引き続き理事長職の大役を仰せつかることになりました。今は、その責任の重大さに今まで以上に身の引き締まる思いでございます。
気が付いてみますと、理事長職を拝命してから早くも10年の歳月が流れています。この間、大過なく組合運営にあたれましたことは、組合員をはじめ関係各位のご協力ご支援の賜物と深く感謝申し上げます。
わが国の経済は昨年5月に新型コロナ感染症が5類相当となり、長いコロナ禍から脱し、インバウンドや対面型サービスの消費が回復している一方で、物価高騰や人手不足などの課題もあり不透明な状況が続いております。我々の業界においても未だ厳しい環境におかれていると実感しているところです。
さて、5月14日に第5回名水協防災訓練を実施することができました。訓練の様子は、テレビ、新聞で名水協の防災への取り組みが広く紹介されるとともに、名水協加盟の工事店は応急給水活動ができる事を市民の皆さまに知っていただくことができたのではないかと思っております。防災訓練をはじめ、地域での活動に積極的に参加することが「地域に根ざした指定工事店」として市民の信頼に繋がっていくものと考えております。
また、上下水道局では令和7年度には北部営業センタ-が開設されるなど営業所の営業センタ-への統合が進んでおります。そのような中で上下水道局の現場力を補っていくのは我々名水協であると考えています。引き続き上下水道局との連携強化に努めてまいります。
最後になりますが、これまで同様、役員一同協力して様々な課題に取り組む所存でございます。一層のご理解とご協力を賜りますことを重ねてお願い申し上げます。
水道会館社長ごあいさつ
再任のごあいさつ
株式会社水道会館
代表取締役 社長 水野雅彦
株式会社水道会館第68期株主総会の取締役会で代表取締役に選任されました昭和支部 株式会社安田工務店の水野でございます。
株主の皆さまには平素から水道会館の運営に多大なるご理解、ご協力を賜り心より厚くお礼申し上げます。図らずも私が前期に引続き代表取締役を仰せつかり、今は責任の重大さを痛感しているところであります。今後につきましても、今まで以上ご指導ご鞭撻を賜ればと思います。
現在、長期化するウクライナ情勢や不安定さを増す中東情勢も重なり日本経済は不透明感を増しており、今後我々の業界にどのような影響がでるのか心配な状況ではありますが、今回選任されました役員の皆さま、株主、組合員の皆さまのご協力をいただきながら、水道会館の発展のため最善を尽くす所存でございます。なにとぞ温かいご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
さて、昭和34年に建設され、平成8年に増改築した水道会館も老朽化が進んでおり、建替えを含めた議論をしていかなければならないと考えております。水道会館の取締役だけでなく、株主の皆さま、水道組合はじめ関係団体のご指導、ご助言をいただきながら進めていく所存です。また、今回ご退任されました役員の皆さま方におかれましては、会館の運営に様々なご尽力を賜りました。この場をお借りして厚くお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
最後になりますが、株主の皆さま、組合員の皆さまの益々のご健勝を祈念いたしまして再任のご挨拶とさせていただきます。
青年部会会長あいさつ
就任のごあいさつ
名古屋市指定水道工事店協同組合
青年部会 会長 宮澤祐輔
日頃より青年部活動にご理解とご協力いただきありがとうございます。先日の総会で第19代会長を仰せつかることとなりました名東支部宮澤水道の宮澤です。2年間と短い期間ですが執行部・役員一丸となり会の運営をしていきたいと思います。
この2年間では「会員の増強」「魅力ある事業」を課題として取り組んでいきたいと思っています。ここ数年会員数は減少傾向にあります。コロナ禍で何もできなかった時期もございますが減少の原因はそれだけではないと思っております。今の青年部会員の方々にももっとご参加いただける事業、非会員の方々にも加入してみようと思っていただける事業を、役員で意見を出し合い進めていきます。また事業以外では人の繋がりも青年部会のいいところだと思っております。ただ仲良くなれるというだけではなく、仕事の繋がりができている方も多くおります。それを青年部役員だけでなく一般会員の従業員の方にも感じていただけるよう、交流や情報交換が行える場を今以上に設けていこうと思います。
また総会でもお話しさせていただきましたが、令和7年の夏には全管連青年部協議会の総会を名古屋で行うことが決定しております。とても大きく大変な事業にはなりますが、なかなかない機会なので悔いのないように準備していきたいと思います。その際には親会の皆様をはじめ多くの方にご参集いただき、名古屋の良さ、盛り上がりを全管連の皆様に存分に感じていただきたいと思っていますので何卒ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
末筆ではございますが皆様方のご健勝ご多幸をお祈りいたしまして就任の挨拶とかえさせていただきます。2年間よろしくお願いいたします。
総 会
第74回通常総会(1)
開催日時 5月23日(木)午後3時00分
開催場所 名古屋東急ホテル
組合員数 297名
出 席 者 269名 (委任状出席71名を含む)
小池副理事長 開会挨拶
穂刈理事長 挨拶
平野議長
総会会場 風景
総 会
第74回通常総会(2)
《通常総会 風景》
*被表彰者名簿は右上部【詳細】に掲載
永年勤続優良従業員表彰 受賞者代表 有限会社佐治施設工業 高𣘺輝行様
資材利用貢献者に対する表彰 受賞者代表 株式会社ワカマツ
優良名古屋市指定工事店表彰 受賞者代表 有限会社宮澤水道
永年勤続優良給水装置工事事業者表彰 受賞者代表 イタクラ水道工事
祝辞 名古屋市上下水道局長 横地玉和様
祝辞 愛知県管工事業協同組合連合会 副会長 森田桂史様
宇津山副理事長 閉会の辞
懇親会 シャッチ-くんお披露目
会議コーナ-
定 例 理 事 会
1.開催日時 6月5日(水) 午後3時
1.開催場所 水道会館
1.理事定数 18名
1.出席理事 17名
名古屋上下水道総合サービス株式会社 社長 丹下昌彦様 挨拶
組合三役
総務委員会
広報技能委員会
資材委員会
業務管理委員会
名水協防災訓練
第5回名水協防災訓練(1)
5月14日(火)に名古屋市上下水道局技術教育センターにて「応急給水活動に全力でとりくむ」をメインテーマに名古屋市上下水道局、名古屋上下水道総合サービス株式会社のご協力をいただき、災害時での応急給水活動を中心とした第5回名水協防災訓練を参加者95名で開催しました。
開会式の冒頭に穂刈理事長、名古屋市上下水道局長 横地玉和様、名古屋上下水道総合サービス株式会社社長 丹下昌彦様から挨拶をいただきました。引き続き来賓紹介があり、最後に訓練担当責任者 山本理事より訓練について説明が行われました。
訓練は、2班に分けて「仮設給水栓設置訓練」と「給水タンク積載訓練」をロ-テ-ションで行い、後半に名古屋上下水道総合サービス株式会社による「道路取り付け管止水及び補修訓練」が行われました。その他、給水タンク車の見学を行うとともに設置型組立式給水タンクと災害用トイレが展示されました。
閉会式では、名古屋市上下水道局技術本部長 川合正恭様より講評をいただき、最後に宇津山副理事長より訓練終了の挨拶が行われました。
穂刈理事長 挨拶
名古屋市上下水道局長 横地玉和様 挨拶
名古屋上下水道総合サービス株式会社 社長 丹下昌彦様 挨拶
開会式の様子
名水協防災訓練
第5回名水協防災訓練(2)
《防災訓練風景》
仮設給水栓設置訓練
仮設給水栓設置訓練
給水タンク積載訓練
道路取り付け管止水及び補修訓練
給水タンク車
設置型組立式給水タンク
名古屋市上下水道局技術本部長 川合正恭様 講評
宇津山副理事長 訓練終了あいさつ
青年部会コーナー
第203弾定期夜間勉強会
開催日 令和6年5月15日
場 所 水道会館
参加者 25名
定期夜間勉強203弾としてレッキス工業株式会社を講師に招き、『配管工具を見直し業務効率UP』のテーマで開催いたしました。
はじめにレッキス工業の会社概要とともに配管用工具の進化の歴史を学びました。レッキス工業では製造・販売・修理までを国内で全て行っています。それによりきちっとした修理・メンテナンスを担保することでユーザーからの信頼を得ることを大切にしてきたとのことでした。
その中で現在では、国外にも工場を持ちその国に配管工具を広め、建築設備業界の発展に貢献しているそうです。
続いて、ねじ切り用のパイプマシンやバンドソー、融着用の機材から配管内用スコープカメラなど様々な工具について製品を用意していただき、実際に触りながら詳しく紹介していただきました。
私が一番興味をひかれたものはパイプマシンでした。通常の切削によるねじ加工とは別に転造ネジ加工用のダイヘッドも扱っているとのことでした。
転造ネジとは圧力をかけ変形させることで配管にねじ山を作る技術です。それにより切削くずがほとんど出ず均一なねじ山ができ、加工時の油の使用量は半分以下に抑えられるとのことでした。また管自体の厚みが残るので曲げに対する強度が倍以上出るそうです。
配管用のスコープカメラはカメラ・モニター共に画質が良く、使い方が分りやすい上に重量も軽く非常にコンパクトでした。バンドソーなどその他の工具も性能を向上させながら重量を軽くすることでより使いやすくなるよう進化しているようでした。
今回学んだことを参考にし、自社でも工具面を見直して生産性を上げていけるようにしたいと思います。
定期夜間勉強会では様々なテーマで開催されております。日常の業務において活用できる情報を得ることができますので皆様のご参加をお待ちしております。
青年部会 瑞穂支部 美野太陽
座学の様子
商品説明の様子
青年部会コーナー
青年部会メンバ-大募集!!
新規組合員紹介コーナー
新規組合員のご紹介
筆の泉コーナー
大学時代のこと
名古屋市上下水道局 東部管路センター
主事 𠮷田 渚生
自分の大学生活は、お金と時間の殆どを軽音サークルに費やしていました。コロナウイルスの波に翻弄されながらも、毎日のようにスタジオへ通い、毎月のライブで演奏するコピーバンドの練習をして、本番を迎え、その打ち上げで次やるバンドを組む。これの繰り返し。
たかがコピーバンド、たかが身内の人間が身内に見せるライブのためだけに、毎月それを繰り返し気づけば4年間あっという間に終わってしまいました。自分が所属していたサークルは総勢約200人、大学院生も所属するかなり規模の大きいものでした。大学院生の同期は未だサークルで変わらず音楽を続けており、自分が社会人2年目となった今も彼らとの繋がりはかなり強く残っています。自分がかつてコピーしていたバンドと対バンするくらいに名の売れたバンドとなった同期や先輩もいます。
サークルで演奏されるバンドは年代、ジャンル問わず様々で、ある程度共通の趣味を持つ、話の合う人間がこの人数そろうコミュニティは、今思えばとても奇妙で、特別なものだったなと思います。
自分がサークルに没頭できた理由はたくさんありますが、「自分の好きなものを自由に表現できる」ことがかなり大きかったように思います。それまで特に大した趣味特技も、立派な主義主張もなく生きてきた自分にとって、自分が胸を張って好きだと言えるものを表現出来る場所はとても貴重なものでした。コピーバンド風情が語るのはとてもいけ好かないものですが、既存の曲を借り、その良さや表現したいことを観ている人へ伝える、ライブを通して自分が意図したことが受け手へ伝わることはとても気持ちの良い感覚でした。
また他の部員のライブを見ることもその人の好きなもの、嫌いなものをこれでもかと見せつけられ、キレイなもの、そうでは無いものも含めて「その人のことを知れている」という喜びがありました。ただ普段おしゃべりをするだけでは分からないその人の奥底にあるどろどろとしたものがライブでは見える気がしてとても手放し難いものでした。
大学とサークルを卒業し、「大人」となった今は、人前で演奏をする機会はどんどん減り、楽器へ触れる機会も意識的に作らなければなくなっていく一方となりました。これからは、かつて熱中して聴いていた音楽もこれからはだんだんと聴かなくなり、あんなに熱狂したサークルの記憶も時間とともに徐々に薄れていくと思います。いま好きなものが明日も好きだとは限りません。ですが、かつて熱狂した音楽をふと聴くことを引き金にして、その時の記憶や感情はいつでも思い出せると思います。これからの自分も歳を重ねるとともに、うねり、少しずつ変化し続けることになると思いますが、かつての記憶を思い出せる手段があると思うと少し心強い気がします。