『おもちゃ屋さんの前にて』第37回フォトコンテスト入賞                        撮影:安井水道工業所 安井 健治氏

         『おもちゃ屋さんの前にて』第37回フォトコンテスト入賞                        撮影:安井水道工業所 安井 健治氏

かわいい草花

シバザクラ

撮影:水野 博子氏(安井管工業㈱)
撮影:水野 博子氏(安井管工業㈱)

 シバザクラはハナシノブ科の多年草である。別名、ハナツメクサ(花詰草、花爪草)。4月、5月頃にサクラに似た形の淡桃、赤、薄紫、あるいは白色の花を咲かせる。葉は1センチ程度と小さく披針形で硬い。よく枝分かれし地面を覆い尽くすように密生する。また寒暑や乾燥に強く常緑のため芝生代わりに植えられていることもある。


 

会議コーナー

定 例 理 事 会

1.開催日時   11月1日(水) 午後3時

 

1.開催場所   水 道 会 館

 

1.理事定数   18名

 

1.出席理事   17名

定例理事会 全体風景
定例理事会 全体風景
組合三役
組合三役

総務委員会
総務委員会
広報技能委員会
広報技能委員会

総務委員会
資材委員会
広報技能委員会
業務管理委員会

お知らせコーナー

第29回 名水協支部親睦ゴルフ大会

 

団体戦 優勝 東支部
団体戦 優勝 東支部

お知らせコーナー

第39回 組合だよりフォトコンテスト選考結果

お知らせコーナー

第40回 組合だよりフォトコンテスト

青年部会コーナー

第196弾定期夜間勉強会

                       開催日 令和5年10月18日

                       場 所 水道会館4階

                         参加者  17名 

 

 第196弾定期夜間勉強会は、大栄商事株式会社、株式会社サイエンスを講師にお招きし「水資源の有効活用について」をテーマに開催しました。

 始めに、大栄商事株式会社が有効活用の一つとして、雨水利用の活用についてお話して頂きました。雨水も貯めておけば節水にもなりますし、いざというときの防災対策にもなります。最近は節水の為に雨水タンクを設置するというよりは、いざというときの防災対策の為に設置するというご家庭が多くなっているそうです。子供たちの教育の一環として幼稚園や保育園に設置することで水の大切さを教えているとお話して頂きました。

 名古屋市も去年の6月から雨水流出抑制施設設置への助成制度が始まり申請の流れなどを詳しく教えていただきました。

 次に株式会社サイエンスのお話で、ファインバブルについて教えていただきました。ファインバブルとは100ミクロン未満の気泡の事で、こちらの技術は日本発祥の技術で世界からも注目されているそうです。この気泡が水中に長く滞在していることで洗浄力がよく、使用水を減らせるので節水にもつながっているそうです。高速道路のサービスエリアやパーキングエリアのトイレの清掃にもファインバブル水を使用し、水の使用量が100分の1になったそうです。

 ファインバブルを実感してもらうためにシャワーヘッドと浴槽にファインバブルを発生させる装置を用意してもらい参加者に体験してもらいました。参加者の中には「油性マジックもきれいに落ちるの?」と言い、手に書いてシャワーで流していました。シャワーで流して軽くこすると見事にきれいに汚れが落ちました。これには参加者の皆さんもファインバブルはすごいと感動していました。

 今回もお話を聞いてすごくためになる勉強会だったと思いました。これからも色々なテーマの勉強会を開催していきますので、ご参加お待ちしております。

 

                                              青年部会 中支部  鈴村 真史

講師からの説明
講師からの説明
第196弾定期夜間勉強会 全体風景
第196弾定期夜間勉強会 全体風景

青年部会コーナー

青年部会メンバ-大募集!!

特別寄稿コーナー

災害時の取り組み

名古屋市上下水道局 北営業所 

       所長 根﨑 徹志

 

 日頃より名古屋市指定水道工事店協同組合の皆さまには、本市の上下水道事業にご協力をいただき、また、災害時の応急給水においても重要な役割を担っていただき、誠にありがとうございます。今年度、4月から北営業所に所長として着任しております根﨑でございます。営業所での勤務は今年度からとなりますが、昨年度までは公益社団法人日本水道協会(以下「日水協」といいます。)に関連する業務に携わっていました。この場をお借りして、昨年度経験した日水協の枠組みによる災害時の相互応援活動についてご紹介いたします。

 

 水道は日常的に当たり前の存在であり、地震などの災害が発生した際にはライフラインとして迅速な対応が求められます。名古屋市を含む全国の水道事業体から構成されている日水協では、過去の大規模災害から学んだ教訓を活かし、協会の会員である水道事業体による相互応援の仕組みを整えており、発災後すぐに応急給水などに対応できるよう備えています。応急給水活動が必要となる断水などが発生した際に、先ずは被災した水道事業体が給水車で水を配るなどの対応を行いますが、ひとつの事業体だけでは応急給水が追いつかない場合もあります。そのような場合には、被災した事業体が属する都道府県内で、被災していない事業体から応援隊を派遣するなどのサポート体制を整えることになります。県内で対応できない場合には、複数の県が属する地方支部内で(ここ愛知県は中部地方支部に属しています)、さらに大きな災害の場合には、地方支部を越えて全国の水道事業体が協力して応援活動にあたります。大規模災害の報道の中で、全国から給水車が駆けつけている映像を見られたことがあるかと思いますが、その多くはこの日水協の枠組みに基づく応援活動の一部です。

 この枠組みの中で、名古屋市は中部地方支部の支部長都市を務めています。中部地方(愛知・三重・静岡・岐阜・福井・石川・富山・長野・新潟の9県)内で大規模な断水等が発生した場合には、当局が地方支部内の各県支部と連携し給水車を手配して応急給水活動をするなどの対応を行っています。

 昨年度は、9月の台風第15号の影響により静岡市で発生した断水の際と、1月の寒波の影響により石川県で発生した給水管の凍結・破損等などによる断水の際に、中部地方支部として応援隊を派遣して応急給水活動を行いました。当局からも給水車を派遣し、支部内の事業体と連携して被災地の方々へ早急に水をお届けするよう活動をしてきました。

 

 当局の職員は、日常的に近隣の東海地方だけでなく、新潟・富山・石川・福井といった日本海側の事業体の災害についても意識しており、地震や風水害などによる断水が発生した際に、素早く対応できるように備えています。こうした準備が全国の水道事業体間で行われていることは心強いことであり、水道関係者の連携の強さを実感しました。

 

 組合員の皆さまには、本市が被災した際に仮設給水栓を設置していただくなど、当局と協力して応急給水活動を実施していただくことになっています。大きな災害がないことを願っていますが、もしもの際には、ご協力をお願いいたします。

【写真提供:名水協 広報技能委員会】

水道会館内の応急給水施設
水道会館内の応急給水施設
仮設給水栓設置訓練
仮設給水栓設置訓練

筆の泉コーナー

ひとりクリエイティ部

名古屋市上下水道局 施設課

      技師 澤嵜 悠子 

 

 わたしの趣味である服作りの話をします。

 物心ついたときから絵を描くことが大好きでした。自分で考えたデザインの服を描き続けているうちに、洋裁の知識がないながらも自分で服を作りはじめるようになりました。生来のこだわり強めな性格が転じて「欲しいものがなければ自分で作ってしまおう!」というクリエイティブ精神が芽生え、大学生の頃は課題や研究を差し置いて服作りに没頭してしまう日もあったほどです。我ながら、真剣に取り組む姿はさながらひとり部活動のようでした。

 写真のウエディングドレスは、一目惚れした写真を参考に自分で作った作品です。帽子とつけ襟風のネックレスは型紙などもなくオリジナルのデザインです。思い返せば勢いだけで作ったような作品ですが、イメージ通りにできたことが今でも嬉しく思います。

 服作りは難しい、手間がかかるという印象があるかもしれません。実際その通りなのですが、既存の型紙を好きなように改造したり、素材の組み合わせに無限の可能性を感じたりと楽しいこともたくさんです。そして私が何よりも好きな時間は布選びです。手芸店といえば東区・車道駅付近にある「大塚屋車道本店」。布地だけでなくビーズや毛糸、リボン、レースなどが地下1階から4階までずらりと並んでいます。いつも新たな出会いに溢れていて、アイデアややる気を得るために大塚屋に足を運ぶほどです。店内の喫茶店でいただけるおいしいお団子も楽しみのひとつです。

 自分の目で素材を選び設計図をもとにかたちにしていくという過程は、建築工事の設計および工事監理という今の仕事に通じるものがあります。工程の多さに尻込みをすることもあれば、予算との兼ね合いや細部の納まりに頭を悩ませることもありますが、完成にたどり着いたときの達成感もひとしおです。

 今は2歳の娘に着てもらう服の制作に夢中です。子供と暮らす日々は想像以上に慌ただしく、仕事に復帰してからは自分の作業時間がなかなか取れないので、子供を寝かしつけた後の時間にひっそりと少しずつ作業を進めています。ミシンの規則正しい音を聞きながら作業に熱中することで日頃のストレスを手放して心地よい疲労感と共に眠りにつくことができます。現実は娘と一緒に寝落ちしてしまう日ばかりで作業が進まないので、作りかけの作品たちを横目に、アイデアと素材と情熱が蓄積されていくばかりの毎日を過ごしています。

 娘の撮影の日に間に合わせるため早朝4時に作業をしながら「私はなんでこんなことをしているんだろう・・・」と身も蓋もないことを思ってしまう日もありましたが(進捗管理を怠ってはいけないということを痛感しました)、悩みに悩んで選んだ布地から自分の手で作り上げた服に身を包んだ娘はまさに「尊い」存在と言うほかありません。

 これまで孤独に制作に打ち込んできた私ですが、同世代の友人たちが出産を機に服作りなどを始めたことで趣味の話を共有できるようになりました。一緒に布地を探しに行ったり、作品を見せ合ったりすることにより趣味の時間がさらに充実したと感じています。

 コロナ禍により「おうち時間」が増えたことからハンドメイドを始める人も増えたと聞きます。大人になってから何かを始めることは簡単なことではありませんが、新たな知識や技術など得られるものも多いです。そして自分の手で何かをつくることは「楽しい!」の一言に尽きます。

 私のあり余るばかりの情熱をシェアして「クリエイティ部」の輪を広げていけたら嬉しいです。

談話室コーナー

フライングディスクスポ-ツ・ガッツ

緑支部・有限会社朝倉a    

           谷川 進輔

 

 今年はワールドベースボールクラシックやワールドカップバレ-のパリ五輪予選など世界規模のスポーツ大会が世間を賑わせてくれました。かく言う私もスポーツをしており、来年9月に世界大会を控えています。そんな私がしているスポーツについて話をしようと思います。

 私はフライングディスク競技の「ガッツ」という競技に日々打ち込んでいます。ルールはシンプルで、大まかにいえばフリスビ-を14m先の相手に捕られないように投げ、相手が投げてきたものを捕る、といった競技です。手袋一枚でプラスチック製のフリスビ-を捕るのは正直痛いときもありますが、私はこのシンプルな競技性を気に入っています。昨年行われた全日本大会では優勝し、MVPにも選ばれることができました。そのおかげでめざましテレビのキラビトというコーナ-に出させていただき、とても貴重な経験をさせてもらいました。

 来年の世界大会はオーストラリア・ゴールドコーストで開催の予定で、10月にはそれに向けてトライアウトが行われました。日本はガッツ先進国の一つに数えられ、2012年までの世界大会では金メダルを獲得していました。しかし、2016年の世界大会では、アメリカに敗れ、銀メダルという結果に終わっています。そのため来年は金メダルを奪還できるよう、仲間たちと日々切磋琢磨しています。トライアウトには20人前後のプレイヤーがエントリーし、雨風の激しい中行われました。世界大会もアウトドアで行われるため厳しい環境下での選考になりましたが、対策や環境を含めて実力が発揮できたのかな、と思っています。また2月にもトライアウトを含めた世界大会が開催されるため、Aチ-ム(日本は3チ-ム派遣予定)に残りアメリカに勝てるよう精進していきます。

 世界大会は4年に一度開催されるのですが、オランダ・アムステルダムで開催予定だった2020大会は新型コロナウイルスの蔓延により中止になってしまいました。私も参加予定だった大会で、残念だったことを覚えています。新型コロナウイルスの影響を受けたのは世界大会だけでなく、国内大会の中止はもちろん、練習の中止やそれに伴う競技人口の減少など大きな打撃を受けました。一番は大学生のサークル活動の制限で、新規プレイヤーが活動できない状況になってしまったことで25歳未満のプレイヤーが激減、そしてサークルとしての活動がなくなってしまっているのが現状です。私も所属している運営委員会でも大きな課題の一つとされていますが、なかなか解決の糸口が見えずにいます。地道な広報活動や練習環境の拡大など環境を整えていけるよう、プレイヤーとしてだけでなく、競技全体の復興も頑張っていきたいな、と思います。興味のある方はぜひ声をかけてください。

法律コーナー

「いいね」を押して損害賠償?

           弁護士   成 瀬 洋 二 

 

 インターネットやSNS上の誹謗中傷は、大多数の人の目に触れるおそれがあるだけでなく、一度拡散されてしまえば、情報を完全に消すことが難しいため、大きな社会問題となっています。こうした背景から誹謗中傷全般に対して非難が高まり、昨年、侮辱罪が厳罰化されました。侮辱とは、「バカ」とか「死ね」など他人に対する軽蔑の表示(名誉感情を害する表示)を行うことを言います。

インターネットやSNSにおいては、情報や感情を表示する行為が多様化し、どこまでの行為が不法行為として損害賠償を生じさせるのかが裁判で争われてきました。

 今回は、X(ジャーナリスト)がY(国会議員)に対し、Yがツイッター(現エックス)上で他のユーザーの投稿したツイート(Xの名誉感情を害するツイート)に「いいね」を押したことによりXの名誉感情を害したとして、損害賠償を請求した裁判例(東京高等裁判所令和4年10月20日)をご紹介します。

 第1審は、「いいね」を押すことは、好意的な感情を示すものと一般に受け止められるものの、「いいね」を押したとしても、どの部分においてどの程度、好意的なのかが不明であり、また、「いいね」をブックマークとして使用する場合もあることから、「いいね」を押すことは、特段の事情がない限り、原則違法な行為とは評価できないと述べ、請求を棄却しました。

 一方、控訴審では、総論において第1審と同様の考えに立ったものの、Yが従前、Xを揶揄し、非難する発言を繰り返していたことやXを批判、中傷する多数のツイートに「いいね」を押していたことなどを総合的に考慮し、社会通念上許される限度を超えて、Yの名誉感情を侵害したと評価しました。そして、Yに対して慰謝料50万円の支払いを命じたのです。

 結論だけを見れば、「いいね」を押しただけで損害賠償が請求されるなどと誤解されそうですが、控訴審は、「いいね」の対象となったツイートやYのアカウントにおける情報だけでなく、XとYとの関係やYのこれまでの言動等を総合的に評価して、違法性を認定しており、単に「いいね」を押しただけで損害賠償を認めたものではありません。過度に萎縮する必要はありませんが、インターネットやSNS上では名誉毀損や侮辱にあたる投稿をよく見かけますので、安易な「いいね」には気を付けたいものです。

木祖村コーナー

木祖村だより

事務局だより

時代劇の面白さ

 皆様、どの時代劇番組がお好きでしょうか?最近はテレビの視聴率自体下降しており、よく聞くYouTubeなどのウェブコンテンツに猛追されています。それらにも良さはありますがちょっと置いておいて、今回はテレビでほぼ毎日放送されている時代劇のお話です。

 朝、夕方に一作品はどこかのチャンネルで放送されています。この視聴率云々の世界で根強い人気。以前はあまり興味がなかったのですが、見始めたらまあ面白い。どの作品もほとんど1話完結なので簡潔な内容。いぶし銀の主人公、憎たらしい悪役、流れる定番の曲…予定調和のなかにも悲喜交々があり、視聴者を飽きさせません。水戸黄門の印籠シーン、暴れん坊将軍の成敗シーン、必殺の中村主水の背中、鬼平犯科帳のエンディング。様式美…ファンタスティックです。

 製作から何十年も経った今でも時代劇が親しまれているのは、現代でも変わらない人間関係、社会の理不尽さ…人々の暮らしが共感できるものであるからでしょう。

 再放送を楽しみつつ新作も期待して、私はまだまだテレビを見ています。

                                (М・F)