『秋満開』第36回フォトコンテスト入賞 撮影:水道組合 吉田 信彦 氏

『秋満開』第36回フォトコンテスト入賞 撮影:水道組合 吉田 信彦 氏

かわいい草花

百日草

水野 博子 氏 (安井管工業㈱)
水野 博子 氏 (安井管工業㈱)

 直立する一年生の草木。茎は高さ30-90cmになり、硬くて短い毛がある。葉は対生し、楕円形で長さ4-10cm、幅3-6cm、硬い毛が生えている。葉柄がなく、基部はやや茎を抱く。茎の先端には単独の頭状花序をつける。花序の外側には一列の舌状花(花弁に見えるもの)をつけ、これは雌性。その内側には筒状花を多数つけ、こちらは両性。いずれの花も稔性がある。舌状花は原種では赤みを帯びた紫から淡い紫。筒状花は黄色から橙色。総苞は円形、総苞片は鱗片状で上部のものは黒っぽくなる。和名は百日草で、開花期間が長いことによる。また、花の寿命が長いことからウラシマソウ(浦島草)やチョウキュウソウ(長久草)の別名もある。

会議コーナ-

定 例 理 事 会

総務委員会(左順)畑中委員長・山内理事           中島理事・山本理事
総務委員会(左順)畑中委員長・山内理事          中島理事・山本理事

1.開催日時   10月5日(水)

 

                 午後3時

 

1.開催場所   水 道 会 館

 

1.理事定数   17名

 

1.出席理事   17名

お知らせコーナー

第37回フォトコンテスト

青年部会コーナー

第184弾定期夜間勉強会

                                              開催日   令和4年9月20日

                                              参加人数  18名                         

                       技能開発部会・青年部会共催

 

 今回の定期夜間勉強会は、管清工業株式会社様を講師にお招きし、排水管、

給水管ライニング工法での更生工事ついて詳しく勉強させていただきました。

 まず、排水管のライニング工法の分類・施工方法を説明していただきました。

施工には適用管径があること、上下流に排水桝が必要となるなど、一部条件があるものの地上や地下の状況により、布設替えが困難な場合に開削せずに既設管の補修が可能であり布設替え工事に比べ工事期間を大幅に短縮することが可能な施工方法ということでした。既設管の全面更生だけではなく、損傷個所のみにFRPライナーを形成する工法もあり部分補修が可能な工法も説明していただきました。

  次に、給水管のライニング工法について説明をいただきました。建物の給水管は長年経過すると、サビ・汚れが付着し、腐食が進むことにより赤水が出る、漏水する、水の出が悪いなどの原因となり、それを放置し配管の劣化がひどくなると配管を全部取り替えなければならなくなり、工事期間も費用もかなりかかってしまいます。そうなる前に給水管を蘇らせる方法として給水管ライニング工事があるということです。施工した配管に対し赤水と漏水に対して10年間の保証があり、コスト面でも更新工事と比較すると安価で短期間での施工ができ、仮設給水管を敷設するため日常生活への支障を最小限に抑えることができ、高い安全性と信用性があると技術説明していただきました。

  今回の勉強会では、排水管ライニング工法は道路本管などがメインとなる内容だったので携わる機会が少ない工事かと思いますが、施工方法を知る良いきっかけになりました。老朽化マンションなどの赤水問題など、これから需要が増えていくと思いますので今回ご紹介していただいた給水管ライニング工法も是非提案していきたいと思いました。

  また、今回ご紹介いただいた方法以外に、マンションなどの排水管をライニングする更生工事の工法もあるそうなので、また機会があれば紹介していただきいと思いました。

                       青年部会 守山支部 寺尾 瞬

 

 

講師説明
講師説明
第184弾定期夜間勉強会風景
第184弾定期夜間勉強会風景

青年部会コーナー

支部対抗スポーツ交流会

 10月1日(土)にスポルト名古屋にて支部対抗スポーツ交流会を開催しました。当日は98名の方に参加頂きました。

 コロナウイルス感染拡大の影響により3年振りの開催になりました。

 名古屋市上下水道局、名古屋上下水道総合サービス株式会社、愛知県管工事業協同組合連合会、組合理事、事務局にも参加頂き、全18チ-ムで競う形となりました。ボウリング中も親睦会も参加者の皆様が楽しく和気藹々としていました。

 充実した内容で無事スポーツ交流会を終えることができ、皆様に感謝しております。各支部の方や組合員の方との交流と親睦を深める良い場だと思いました。

 また、来年もこの様なイベントを開催したいと思いますので、皆様の御参加お待ちしております。今回参加頂いた皆様ありがとうございました。

 

                     青年部会 中川支部 村上 洋平

 成 績 発 表   

 優 勝

中川支部

 7位

熱田支部

 13位

千種支部

準優勝

守山支部

 8位

南支部

 14位

東支部

 3位

愛管連

 9位

上下水道局

 15位

天白支部

 4位

組合理事

 10位

北支部

 16位

組合事務局

 5位

中支部

 11位

名東支部

 17位

緑支部

 6位

瑞穂支部

 12位

昭和支部

 18位

NAWS

 


 

 

穂刈理事長 挨拶
穂刈理事長 挨拶
青年部会 穂刈会長 挨拶
青年部会 穂刈会長 挨拶

名古屋市上下水道局 矢野課長 挨拶
名古屋市上下水道局 矢野課長 挨拶
スポーツ交流会風景(1)
スポーツ交流会風景(1)

名古屋市上下水道局 矢野課長 挨拶
スポーツ交流会風景(2)
スポーツ交流会風景(1)
優勝 中川支部

特別寄稿コーナー

「那古野」と「名古屋」

名古屋市上下水道局北営業所(西サ-ビスステーション)     

          副所長 吉田 太陽

 

 名古屋市指定水道工事店協同組合並びに組合員の皆さまには、日頃より上下水道事業にご協力いただき、ありがとうございます。また、区内各学区の自主防災訓練や9月のなごや市民総ぐるみ防災訓練の際には、市民の方への指導や仮設給水栓の設置訓練などを協力して行っていただき、誠にありがとうございました。訓練を通じて、皆さまが災害時の給水活動において重要な役割を担っていただいていることが分かり、大変心強く感じております。

 さて、私は今年の4月に北営業所(西サービスステーション)の副所長を拝命しましたが、着任してまずしなければならないのは、管轄する区域の町名を覚えることです。そのため、地図とにらめっこする日々が始まったわけですが、そんな中、ふと1つの町名が目に留まりました。名古屋市西区「那古野」という町名です。那古野は西区の南端に位置し、円頓寺商店街があるところ、と聞けばピンとくる方も多いと思いますが、皆さんはこの町名の読み方は分かるでしょうか?「那古野」は「なごの」と読みます。私は恥ずかしながら「なごや」だと勘違いしておりました。「名古屋」の昔の表記だろう、と思い込んでいたのですが、もしかしたら全然別物なのかもしれないと思い、「那古野」の由来や、「名古屋」との関係について調べてみることにしました。

 まず、「那古野」の由来について、職場にあった「西区100年のあゆみ」(西区政100周年記念事業実行委員会)を調べたところ、「《那古野》の由来については諸説がある。この地方の方言で、霧のことを「なご」と呼び、かつて湿地であったこの一帯を「なごの降る野」として、こう呼んだとも伝えられているが確証はない。」とのことでした。(確かに、インターネット等で調べても、色んな説が飛び交っていました。)

 次に、「那古野」と「名古屋」との関係については、こちらも諸説あるようですが、史料等に基づく説を紹介すると、

・名古屋市は「古くは那古野と書き、また名護屋・浪越などとも記し、蓬左の別名もある。」(※1)

・「「那古野」は古書にも出ており、「名古屋」という名辞の起源の一説となっており、尾張国愛知郡那古野荘那古野といわれていたところである。」(※2)

というものがあり、「那古野」と「名古屋」の間には、どうやら関係がありそうだということが分かり、少しすっきりしました。

 ところが調べていく中で、中区にある「那古野神社」、「那古野城跡」は、いずれも「なごや」と読むことが分かり、「なごや」と「なごの」の違いは?という新たな疑問が生まれましたが、こちらはさらに諸説あるようで、私の中ではまだ霧(なご)がかかったようにもやもやしたままです。この霧が晴れる日が来るかどうかは分かりませんが、地元に根ざした組合員の皆さまと同様、私も地域のことを学び、地域に愛着を持って、これからも職務に邁進していく所存ですので、今後ともご協力の程よろしくお願いいたします。

 

※1『日本歴史地名体系 23 愛知県の地名』平凡社,1981

※2『愛知百科事典』中日新聞社,1977

筆の泉コーナー

地域に飛び出せ?!

名古屋市上下水道局 給排水設課 

               係長 藤田 真彰

 

 もうすぐ市役所に入庁して30年になります。技術職で入ったこともあり、自治会や地域活動に関わる職場には縁がなく、また今住んで居るところも自身の出身でないことから、子どもが小学校に上がるまでは地域活動に参加したことはほとんどありませんでした。ところが、子どもを預けていた学童保育の役員になった頃から自治会との関わりが徐々に増え、今はボランティアで民生委員になり、何かよくわからないまま地域に飛び出しています。

 最初の学童保育では、地域の自治会長さんや民生委員の会長さん、子供会の会長さんに運営協議会の委員になってもらっていますので、バザーを開催して地域との関わりをもつようにしていましたが、自治会や学区内にある色々な団体をおぼろげながら知る程度でした。PTAの役員の時は、夏祭り(盆踊り)の運営の手伝い、年末の夜警など活動内容も多くなりました。

 令和元年の12月から民生委員になり、福祉に全く携わったことがない私ではありますが、学区内のひとり暮らし高齢者の見守り活動を行なっています。と、活動と言っても普段は仕事があるので土日か夜に限られます。定期的な活動としては、コロナ前は基本毎月第3日曜日に学区のコミュニティーセンターにて、昼ごはんを提供し皆で一緒に食べる給食会を主催していました。現在は月1開催のペースは変わりませんが、お弁当の注文を事前に電話で確認し、コミュニティーセンターまで取りに来てもらい、高齢者の元気な様子を確認する形になっています。

 担当する地区のひとり暮らし高齢者の方は39名になりますが、連絡・訪問している人は11名です。その中には、80歳以上でも働いている方もいますし、大きなショッピングモールのせいか近くのスーパーが閉店して買い物が不便になったという方もいれば、足が不自由でもネット通販で買い物している方もいます。高齢者といってもひとくくりにできないなというのが感想です。活動を通じて気をつけるようになったことは、話す声の大きさと速さです。耳が遠い方も多く、とりわけ電話応対が主になっていることから、大きく・はっきり・ゆっくり話さないと、もう一回話してくれと言われます。

 引き続き自治会活動にもお呼びがかかりますので、廃品回収、自主防災、その他の行事も手伝える範囲で参加しています。活動していて実感するのは、少子高齢化を肌で感じることです。私の学区内のことですが、小学校では1クラスの定数が少なくなってもクラス数が減って1クラスしかない学年がありました。また、65歳以上の高齢者は確実に増えています。自治会・区政協力委員をやっている方はほとんど私より年上の方ばかりで、引き継ぐ相手を探すのも苦労していると聞きます。

 自発的に地域に飛び込んだわけではないですが、色々な縁で現在に至っています。やってみて、住んでいる地域に愛着がわいてくるのは事実です。できることは小さくても続けていき住みやすい地域に貢献できたら良いなと思っています。

談話室コーナー

夏の備忘録〜好きこそものの上手なれ〜

 朝晩もすっかり冷え込み、気が付けば夏から秋をすっ飛ばして冬の訪れを感じる今日この頃である。つい先日までは蝉などは喧しく鳴いており、額に汗をかいていたというのに、季節の移ろいが年々早く感じる。今回は少し季節外れではあるが、今夏の想い出について語りたい。

 8月中旬のお盆の時期にコロナが流行してからは本当に久しぶりに子供、甥、姪などを連れて、石川県能登にキャンプに出かけた。もちろんコロナ対策として、家族単位で可能な限り屋外で過ごすという点からもキャンプを選択した訳だが、それ以上に子供、甥、姪に少しでも自然の中で遊ぶ体験をさせたいという思いを強く持っていたからだ。よくニュースなどでも言われているが、私達の世代と比較しても昨今の子ども達は自然体験が極端に乏しいように感じる。かく言う私の子供達も自宅でスマートフォンを使いこなし、日々YouTubeやゲームなどに熱中したり、インターネットに繋がったテレビを介してNetflixAmazon Prime Videoなどの番組を視聴したりしている。この傾向はコロナ禍になり、より加速しているように思う。そこで親心ならぬ叔父父心で、デジタル機器に囲まれた日常から離れ、少しでも自然の中で五感を磨いて欲しいと今回のキャンプに至ったのだ。

 キャンプでは2泊3日の行程で、自分達で火を起こしバーベキューをしたり、海で泳いだり、テントやタープなどを立てたり。その中でも特に熱中したのが、虫捕りだった。私達が子どもの頃は家の近所などでもすぐセミやバッタ、カマキリなどを捕まえられたものだが、彼等からしたら生で虫を見たり、触ったりする体験は当たり前の日常ではないらしい。キャンプ場近くの森や少し離れた神社で捕まえたカブトムシやクワガタムシなどの動きに驚きながらも興味津々の様子で、捕まえた虫を持ち帰りたいと駄々をこねるほどだった。ここまでは私の目算通りだったが、子どもの好奇心というのは時に大人が計り知れない広がりを見せるのである。キャンプから帰宅後も、採集した昆虫を飼うだけでは飽き足らず、図鑑やYouTubeでの動画視聴を通し、気付けば私を遥かに超える昆虫の知識を得ていた。案の定、知識だけでは終わらず、今度は多くの昆虫を実際に見たい、飼いたいと言い出すようになり、夏休みの後半から現在に至るまでに様々な昆虫イベントに参加し、県内外の昆虫SHOPを訪れ、自宅で数多くのカブトムシやクワガタムシを飼育するようになっていた。国産のカブトムシやクワガタムシはもちろんのことながら、外国産のDHヘラクレスやアトラスオオカブト、グランディスヒナカブト、スマトラヒラタクワガタ、ニジイロクワガタ、パプアキンイロクワガタなど私も聞いたことがないような昆虫まで飼育している。

 数多くの昆虫を飼育することに、責任を持って育てられるのか、子ども特有の一時的なブームですぐに飽きが来ないかなどを不安視していたが、実際は、毎日せっせと餌を交換したり、夏の終わりにカブトムシが動かなくなったのを見て涙したり、新しい命を次に繋ごうと産卵セットを組み、累代したりする姿を見て、「学び」本来の形を見ているように思う。

 「好きこそものの上手なれ」とはよく言ったもので、ひとたび子どもは熱中してしまえば、あとは勝手に自分で様々な情報を収集し、いろいろなことを吸収していく。ゆえに大人がいかにして子ども達を熱中させる「なにか」に出会う機会を設けてやるかが重要なのではないか。そんなことに思いを馳せながら、私自身も負けじと熱中できる「なにか」を年甲斐もなく探している。

 

                 天白支部 野村工業株式会社 野村 直博