『無病息災』第35回フォトコンテスト入賞 撮影:梅正設備工業㈱ 山﨑はづき 氏

『無病息災』第35回フォトコンテスト入賞 撮影:梅正設備工業㈱ 山﨑はづき 氏

かわいい草花

スイレン

水野 博子 氏 (安井管工業㈱)
水野 博子 氏 (安井管工業㈱)

 スイレン属は世界中に分布し、50種ほどが知られる。日本にはただ1種、ヒツジグサ(未草)のみが自生する。様々な種が観賞用に栽培され、また多数の園芸品種が作出されている。スイレン(睡蓮)の名は本来はヒツジグサの漢名であるが、日本ではスイレン属の水草の総称として用いられる。スイレンは美しい花をもつため、広く観賞用に栽培されており、古代エジプトの昔から人間の関心を引き、装飾に用いられたり、信仰の対象ともなっていた。クロード・モネはスイレンの絵を数多く描いたことが知られている。

 

撮影場所:三重県桑名市長島町 なばなの里

会議コーナー

定 例 理 事 会

1.開催日時   7月7日(水)

           午後3時

 

1.開催場所   水 道 会 館

 

1.理事定数   17名

 

1.出席理事   17名

お知らせコーナー

水の歴史資料館 開館7周年記念企画展

青年部会コーナー

第171弾定期夜間勉強会

開催日令和3年6月16日

参加人数17名

技能開発部会・青年部会共催

 

 今回の定期夜間勉強会は第151弾でも同様の内容で開催させて頂いた為、「ストレッチで健康作り②」というテーマでスタジオnanoの木村彩人トレーナーを講師にお招きし開催しました。

 当日は参加者同士のソーシャルディスタンスを確保し、検温・手指の消毒・マスク着用・会場の換気と出来る限りの感染症対策を行いました。

椅子に座りながら出来る、特に腰痛や肩こりに効果がある簡単なストレッチを教えて頂きました。

 一つ一つのストレッチは10秒ずつ行いますが、カウントが終わると「はぁ~」とか「うっ」とか「あぁ~」等の声がついつい口からもれてしまい日頃動かせていない自分の体の硬さを嘆きつつ、日々の積み重ねが何事も大事だと痛感しました。

 事務仕事でパソコンを使用したり外で仕事する方も共通して多いと思われる腱鞘炎についても教えて頂きました。腱鞘炎になる方は前腕の筋肉が硬い方が多く、ほぐすことで筋肉が復活するそうです。肘から手首までの間の真ん中あたりを軽く押すだけで筋肉が反応して自然にグーまで曲がる状態が正常ですが、私は押しても反応が悪く筋肉がストライキを起こしている様です。筋肉が反応して自然に曲がる頃には私の腱鞘炎も良くなっているといいなぁと期待を込めてしっかりほぐして労り、ストライキを解消させたいです。

 コロナ渦で制約が多い中一時間程度でしたが、体も気持ちも少しばかりリフレッシュして頂けたのではないかと思います。

 これからも感染症対策を行いながら様々な内容で開催していきますので、皆様のご参加をお待ちしています。

 

                           青年部会 瑞穂支部 

                                永田理絵

特別寄稿コーナー

大雨への対策

名古屋市上下水道局東部営業センター主幹 荻野 剛史

 

 この4月に、東部営業センター守山分室の主幹を拝命いたしました荻野と申します。名古屋市指定水道工事店協同組合の組合員の皆さまには、上下水道事業全般にわたりご協力を賜り、誠にありがとうございます。

 さて、私がこの文章を書いている時期は梅雨真っ只中というところですが、組合だよりに掲載される時期は夏真っ盛りといったところでしょうか。梅雨の雨はシトシト雨というイメージを持っていましたが、最近は体感的にかなりまとまった雨が降る機会が多いように思います。いずれ梅雨が明けると「台風の夏」となり、引き続きまとまった雨が降る状況が想定されます。

 名古屋市上下水道局では名古屋市総合排水計画に基づき、1時間63㎜の降雨に対して浸水被害をおおむね解消するとともに、近年頻発している1時間約100㎜の降雨に対しても床上浸水のおおむね解消を目指して下水道施設の整備を進めています。令和3年度の主な事業としては、引き続き名古屋駅周辺を含む中川運河上流地域の浸水対策として、名古屋中央雨水調整池や広川ポンプ所の整備などを実施しているところです。

 また、名古屋市総合排水計画では、雨水貯留施設などの治水施設の整備を着実に推進する一方、自助・共助・公助を組み合わせた総合的な治水対策を推進し、浸水被害の軽減を図ると掲げています。今回は総合的な治水対策の一環である「雨水流出抑制」についてご紹介したいと思います。

 雨が下水道や河川に流れ込まないように雨水を地中に浸み込ませたり、一時的に貯留したりすることを「雨水流出抑制」といいます。近年の市街地は都市化の進展により、降った雨が浸み込む場所を失い、雨水のほとんどが短時間に集中して下水道や河川に直接流れ込むようになりました。このため、大雨が降ると下水道や河川の能力を超えた雨水が道路などに溢れやすくなり、浸水被害が起こりやすい状況となります。少し古いデータになりますが、地中に浸み込む雨量について1965年と2001年を比較しますと、2001年は1965年の約3分の1まで減少しているということです。

「雨水流出抑制」は、雨水タンクの設置や透水性舗装など、ご家庭の庭先や企業の駐車場等にて広く採用していただけるものになります。名古屋市では公共施設等で「雨水流出抑制」を行っていますが、市民の皆さまにも雨水の浸透・貯留施設の設置にご協力をお願いしているところです。詳細につきましては名古屋市公式ウェブサイトまたは名古屋市上下水道局公式ウェブサイトをご覧ください。

 この他にも、ご家庭でもできる大雨から身を守るための取り組みとして、洪水・内水ハザードマップによる避難場所や危険箇所などの確認、雨が下水管に流れ込む入口である雨水ますの清掃、道路冠水時における簡易水防工法による浸水対策などがあります。災害がないことに越したことはありませんが、いざというときのために、被害軽減につながる取り組みについて少しでも興味を持っていただけたら幸いです。

筆の泉コーナー

あれ何だったんだろう」

名古屋市上下水道局 西部打出水処理事務所 

                         主事 清水 丈誌

 

 その時、その場で、しっかりと確認しなかったため、色々と不明な点や腑に落ちない点が残っていて、いまだに「あれ何だったんだろう」と思う出来事があります。

 中学3年生の時の話です。特に何があるわけでもない、平和な日々を過ごしていたある秋の日、授業が終わり帰宅するために上履きから靴に履き替え、友人と一緒に歩き出してすぐに足元に妙な感覚を覚えました。よくよくその感覚を探ると、どうやら靴の中に何かがあるようなので、立ち止まって片方の靴を脱ぎ、何気なく靴を逆さにしてみると地面に何かが落ちました。よく見るとそれは、透明な袋に入ったままの新品のカッターナイフの替え刃でした。驚いて反対の靴も逆さにしてみると、そちらからも同じものが落ちてきました。両足で10枚ぐらいのそれらを友人と見ながら、怪我がなくて良かったな~、などと言いながら帰路につきました。それから数日は何も入っていない日々が続きましたが、第2弾がありました。次は靴の中にウズラの卵が何個か入っていたのです。幸い最初の事件以降、靴を履く前に必ず靴を逆さにするクセがついていたため、卵を踏み潰すことはなかったのですが、順番が逆だったら靴を駄目にしてしまうところでした。それ以降は何事もなく無事に卒業したのですが、いまだに思います。あれ何だったんだろう。

 大学2年生の時の話です。週一回の英語の講義の5回目にそれは起こりました。いつものように真面目に講義を受けていると、突然講師が怒り出したのです、それも私に向かって。通常の講義の時は何とか聞き取れていた講師の英語も、その時ばかりは何を言っているのかよく分かりません。ネイティブの本気の英語を聞き取る能力の無い私は、ただ理由も分からず怒られ続け、数分経ってようやく分かったのは、教室から今すぐ出ていけということだけでした。周りの様子を窺うと、皆一様に理由も分からず困惑しており、私が教室を出ないと収まらない雰囲気だったため、荷物をまとめて教室を出ました。何とも言えないモヤモヤを抱えたまま一週間が過ぎ、私は重い足取りで6回目の英語の講義に向かうと、教室の前で講師が待っていました。誰かを探している様子のその講師は、私を見つけるとツカツカと歩み寄り、例のネイティブの本気の英語で私に話しかけます。また何を言っているのかよく分かりませんでしたが、どうやら私に謝罪しているようでした。長々と話していたので経緯も含めて説明しているようでしたが、よく分かりません。何となく伝わってきたのは、勘違いで怒ってしまい申し訳ない、といったことでしたが、当時の私は早くその話を終わらせたかったため曖昧に返事をして終わりとなりました。いまだに思います。あれ何だったんだろう。

 20代後半の時の話です。海外旅行からの帰りの飛行機が日本に到着し、飛行機から降りる時のことです。CAさんたちが出口付近で一列に並んで笑顔で見送りをしてくれていたのですが、その中の一人の方が急に真剣な顔つきになって私をまじまじと見つめてきました。少し驚きながらもその方の前を通り過ぎようとすると、その方は私の肩を両手で軽く押さえ行く手を阻みながらまだ私を見つめてきますが視線は合いません。どうやら私のTシャツの胸のあたりにある、多分フランス語の文章を読んでいるようでした。読み終えると満足した表情になり、そして満面の笑みを浮かべて私を見送ってくれました。そのTシャツは、もう私の手元にはありませんが、いまだに思います。あれ何て書いてあったんだろう。

談話室コーナー

「お茶で健康に」

東支部・株式会社 タツダ  

 I

 

 私たちが普段毎日口にするお茶がどんな効果をもたらすのかをご存知でしょうか?

お茶は、日本が中国の進んだ制度や文化を学び、取り入れようとしていた奈良、平安時代に

遣唐使や留学僧によってもたらされたと推定されています。

当時、お茶は非常に貴重で、僧侶や貴族階級などに限られた人々だけが口にすることが出来たのです。このころの製法は「茶経」にある煎茶であったようです。

 唐ではお茶が薬として服用されていたように、当時の日本でも滋養強壮、体調回復のために飲まれていました。ちょうど今でいう

健康食品・健康飲料のような感覚だったのではないでしょうか?

 現在の日本では、「健康」に関する研究がすすんでいるため、緑茶のカテキン摂取により、インフルエンザの予防の効果がある事や、生活習慣病へも効果的であることが分かっているようです。

以前、私が健康教室に参加した際「お茶うがい」といううがい方法を教わりました。

うがい自体、喉の粘膜の乾燥を防ぎ、防御機能を保つ働きがあるほどですが、

お茶に含まれるカテキンに抗菌力があるそう新鮮なつくりたての緑茶や紅茶であれば効果的ということでしたので早速試してみました。後味もすっきりしていて個人的にはとても気に入りました。

お茶なので手に入りやすく比較的安価なものでいいのでおススメです!!!

教室へ参加してからは毎日続けていて毎日のルーティンとなりました。風邪をひきにくくなっ

たのはこれのお陰かもしれません。 

 昨今では新型コロナウイルスが大流行し、感染症予防や感染症対策グッズに関する興味がより強くなっていると思います。日頃のマスクや消毒ももちろん大事ですが、飛沫感染のことを考えると口腔内を綺麗に保つことも大事だと思います。

お茶自体、抗菌・抗ウィルス作用を持っていて、インフルエンザウィルスや風邪に対する感染抑制効果があるとのことなので、コロナにも効き目があるといいなと思いながら試しています。

無理なく、おいしく、健康なカラダ作りには一度試してみていいかもしれません。                                       

 幼いころから日常的に飲んでいたものの、あまり身近にありすぎて、深く知る事のなかったお茶。

実はそこには隠れた効力や魅力がたくさんあることがわかりました。

まだまだ新型コロナウイルスの終息には時間がかかりそうですが、私達の日常、本来の生活が戻ってくることを切に願っています。

消防コーナー

地震に備える63

名古屋市消防局OB 近藤 博

 

「稲むらの火」を知っていますか。(4)

 

8 稲むらの火(全文)

  昭和12年から22年まで「尋常科用 小学国語読本 巻十 文部省」に教

材として掲載されていた、「稲むらの火」の全文を紹介したいと思います。

 

「これは、たゞごとでない。」

とつぶやきながら、五兵衛は家から出て来た。今の地震は、別に烈しいといふほどのものではなかつた。しかし、長いゆつたりとしたゆれ方と、うなるやうな地鳴りとは、老いた五兵衛に、今まで経験したことのない無気味なものであつた。

 五兵衛は、自分の家の庭から、心配げに下の村を見おろした。村では、豊年を祝ふよひ祭の支度に心を取られて、さっきの地震には一向気がつかないもののやうである。

 村から海へ移した五兵衛の目は、忽ちそこに吸附けられてしまつた。風とは反対に波が沖へ沖へと動いて、見る見る海岸には、広い砂原や黒い岩底が現れて来た。

「大変だ。津波がやつて来るに違ひない。」と、五兵衛は思つた。このままにしておいたら、四百の命が、村もろとも一のみにやられてしまふ。もう、一刻も猶予は出来ない。

「よし。」

と叫んで、家へかけ込んだ五兵衛は、大きな松明を持つてとび出して来た。そこには、取り入れるばかりになつてゐるたくさんの稲束が積んである。
「もつたいないが、これで村中の命が救へるのだ。」

と、五兵衛は、いきなり其の稲むらの一つに火を移した。風にあふられて、火の手がぱつと上がった。一つまた一つ、五兵衛は夢中で走つた。かうして、自分の田のすべての稲むらに火をつけてしまふと、たいまつを捨てた。まるで失神したやうに、かれはそこに突つ立つたまゝ、沖の方を眺めてゐた。
 日はすでに没して、あたりがだんだん薄暗くなつて来た。稲むらの火は天をこがした。山寺では、此の火を見て早鐘をつき出した。

「火事だ。荘屋さんの家だ。」

と、村の若い者は、急いで山手へかけ出した。続いて、老人も、女も、子供も、若者のあとを追ふやうにかけ出した。

 高台から見下してゐる五兵衛の目には、それが蟻の歩みのやうに、もどかしく思はれた。やつと二十人ほどの若者が、かけ上つて来た。かれらは、すぐ火を消しにかゝらうとする。五兵衛は、大声にいつた。

「うつちやつておけ。──大変だ。村中の人に来てもらふんだ。」

 村中の人は、追々集つて来た。五兵衛は、あとからあとからのぼつて来る老幼男女を、一人一人数へた。集つて来た人々は、もえてゐる稻むらと五兵衛の顔とを、代る代る見くらべた。

 其の時、五兵衛は、力いつぱいの声で叫んだ。

「見ろ。やつて来たぞ。」

 たそがれの薄明かりをすかして、五兵衛の指さす方を一同は見た。遠く海の端に、細い、暗い、一筋の線が見えた。其の線は、見る見る太くなつた。広くなつた。非常な速さで押し寄せて来た。

「津波だ。」

と、だれかが叫んだ。海水が、絶壁のやうに目の前にせまつたと思ふと、山がのしかかつて来たやうな重さと、百雷の一時に落ちたやうなとどろきとを以って、陸にぶつかつた。人々は、われを忘れて後へとびのいた。雲のやうに山手へ突進して来た水煙のほかは、一時何物も見えなかつた。

 人々は、自分らの村の上を荒れくるつて通る、白い、恐しい海を見た。二度三度、村の上を海は進みまた退いた。

 高台では、しばらく何の話し声もなかつた。一同は、波にゑぐり取られてあとかたもなくなつた村を、ただあきれて見下してゐた。

 稲むらの火は、風にあふられてまたもえ上り、夕やみに包まれたあたりを明かるくした。始めてわれにかへつた村人は、此の火によつて救はれたのだと気がつくと、無言のまゝ五兵衛の前にひざまづいてしまつた。

 

(出典 気象庁地震・津波パンフレット「稲むらの火」から。なお、漢字の旧

字体は一部新字体にあらためてあります)

 

木祖村コーナー

木祖村だより

事務局だより

事務局だより

 東京オリンピック・パラリンピックがいよいよ開催されます。コロナに勝った証としての祭典は、今では夢物語になってしまいましたが、開催するからには大過なく、記憶に残る勇気と感動を与える大会でありますように・・・

 さて、6月末にアメリカ政府は初めてUFOに関する情報を公開しました。

 その存在を認めるとともに、現代の物理学では解明できない飛行であることも・・・

 私たちの住む広大な銀河系ですら、宇宙の中では、砂漠の1粒のように小さなものなのです。地球外生命がいて当たり前、高度なテクノロジーを持つ星がこの宇宙には無数にあるのでしょう。大人が生まれたばかりの赤子を温かく見守るように、高度な知的生命体は地球の成長を見るために時空を超え、立ち寄っているのかもしれません。

 しかし、飛来する理由を侵略目的ととらえれば、地球上であれこれ揉めている場合ではありません・・・今こそ世界は一つ!

 どちらにしても空想は自由、異星の水はどうなのか?夏の夜空を仰いで、軽めに宇宙計画論たまにはいいかも。

       

                              (Y・M)