『復興を願い!』第31回フォトコンテスト入賞 撮影:恵北設備工業㈱ 小林 弘樹 氏

『復興を願い!』第31回フォトコンテスト入賞 撮影:恵北設備工業㈱ 小林 弘樹 氏

新年のごあいさつ

名古屋市指定水道工事店協同組合 理事長 穂刈 泰男

 新年明けましておめでとうございます。謹んで年頭のご祝辞を申し上げます。

 組合員をはじめ関係機関の皆さま方には、旧年中数多くのご支援、ご協力を賜り誠にありがとうございます。心より厚く御礼申し上げます。

 さて、名水協は昨年5月18日に第2回目の合同防災訓練を実施いたしました。組合員の皆さまのご理解とご参加をいただくとともに上下水道局、名古屋上下水道総合サービス株式会社の方々のご支援も得て参加総数320名もの多くの方のお力で、事故もなく成功裏に終えることができました。あらためてお礼申し上げます。

 今回の訓練は、上下水道局から寄託されています仮設給水栓をすべての組合員がいざというときに設置できるようにすることを始めとして盛りだくさんの内容で行いました。参加された方々がどの訓練にも真剣に取り組んでおられ、上下水道局から高い評価をいただきました。

 この訓練以外でも普段から、地元の学区での防災訓練や水防訓練への参加などをお願いしており、お忙しいところ大変恐縮に思っているところであります。

 こうした防災に関する取り組みが評価され、名水協は昨年末に名古屋市が新たに設けた「名古屋市防災表彰」制度に基づく市長表彰を受けました。これまでの皆さまの活動が評価されたことであり、大変名誉なことであります。防災についてできる限りのことをすることが、地元に貢献し信頼される名水協所属の水道工事店という個々のお店の評価につながるものと思いますので、今後ともご理解、ご協力を何とぞよろしくお願い申し上げます。

 さて、組合の事業経営でありますが、資材事業を始めCADなど他の事業のいずれも順調に推移しております。これもひとえに皆さまのお力添え、ご理解とご協力のおかげであります。本当にありがとうございます。今後とも組合事業の着実な遂行、経営の健全な運営には最大限の努力で臨むとともに、あらたな事業の取り組みなどの検討もすすめてゆきたいと考えております。どうか今まで同様よろしくお願い申し上げます。

 ところで、昨年は衆議院議員選挙が行われました。政治のダイナミックな動きに改めて驚いたところでありますが、選挙結果を踏まえた今後の政治・経済の動向が、景気回復の実感がまだまだ乏しい我々業界にどのような影響をもたらすのか、大いに気になるところではあります。いずれにいたしましても様々な面をいろいろ注視しながら事業の運営にも反映してゆく必要があると思っております。

 今年は、戌年です。古来より犬は誠実で誰からも好かれる動物といわれております。名水協も、どなたからも信頼され、また、頼りとなる存在であり続けることが肝要かと思います。そのために役員一同与えられた責務を精一杯果たす所存でありますので、何とぞご理解を賜りますようお願い申し上げます。

 最後になりましたが、皆さま方におかれまして、今年がより一層の繁栄がもたらされる実りの多いよい年となりますことを心からお祈りし、新年のご挨拶とさせていただきます。本年もよろしくお願い申し上げます。

新年のごあいさつ

名古屋市上下水道局 局長 丹羽 吉彦

 新年明けましておめでとうございます。名古屋市指定水道工事店協同組合並びに組合員の皆さまにおかれましては、健やかに新春を迎えられましたことと心からお喜び申し上げます。

 昨年は、6月に将棋の藤井四段が前人未踏の29連勝を成し遂げたことや、7月に沖ノ島が世界遺産に登録されるなど明るい話題もありましたが、7月に発生した九州北部豪雨では、福岡県から大分県にかけて観測史上最も多い記録的な雨量を観測する豪雨となり、市民生活に大きな打撃を与えました。

 本市では、近い将来南海トラフ巨大地震の発生が危惧されるなど、災害対策への関心はより一層高まっています。当局では、総合的な災害対応力を強化するための一助として、災害用備蓄飲料水「名水」を昨年リニューアルし、お客さまの飲料水の備蓄意識の向上を図っています。昨年5月には、貴組合が主催し、当局、名古屋上下水道総合サービス株式会社の共催で防災訓練が開催されました。総勢320名の方が携わる非常に大規模なものとなり、組合員の皆さまが熱心に取り組む様子を拝見させていただき、三者の連携が強化されたことを大変頼もしく感じました。

 また、以前より貴組合と締結している「災害時における仮設給水栓の設置等に関する協定」に基づき震度6弱以上の地震が発生した際には、当局の要請を待たずにあらかじめ指定した応急給水施設に仮設給水栓を自主的に設置していただくことや、大規模な防災訓練を独自に実施することなどの先進的な取り組みが評価され、昨年12月に本市が進める防災施策に貢献又は功労のあった団体として、貴組合が市長表彰を受賞されました。おめでとうございました。

 こうした活動に加えて、組合員の皆さまが、区総合防災訓練や地域防災訓練に積極的にご参加いただいていることにより、各区役所、当局、地域の皆さまとの連携がより一層強化され、地域防災力のさらなる向上に寄与していただいていることに大変感謝しております。

 水需要の減少傾向が続くなど、本市上下水道事業を取りまく経営環境は依然として厳しい中ではありますが、「安心・安全で安定した上下水道サービス」を提供し続けるため、職員が一丸となって課題解決に取り組んでまいりたいと考えておりますので、本年も引き続きご支援・ご協力をお願いいたします。

 貴組合並びに組合員の皆さまは、お客さまに一番身近な水まわりのプロであり、突然発生する水まわりのトラブルにも迅速かつ丁寧に対応していただいていることは、ライフラインを支える上下水道への理解を得ることにもつながっています。今後も、当局とともに、双方の得意な分野を生かしながら、上下水道へのお客さまの信頼を高めていくことができればと思っています。

 本年が飛躍の年となりますとともに、貴組合がより一層結束を固められ、末永く発展されることを祈念いたしまして、新年のごあいさつとさせていただきます。

新年のごあいさつ

名古屋市指定水道工事店協同組合 青年部会 会長 後藤 一弘

新年あけましておめでとうございます。旧年中は、青年部会活動にご理解、ご協力を賜り、誠にありがとうございました。

 おかげさまで昨年も滞りなく青年部会活動を行うことができました。名古屋の水の水源地である木祖村を訪れる水源地活動、ソフトバレーボールで盛り上がる各区対抗スポーツ交流会など、どの事業も会員の皆様、親組合、関係諸団体の皆様のご協力により盛会裏に終わりました。本当にありがとうございました。

 また昨年は、名水協総会にて正式に名水協の下部組織と位置付けられたことに加え、5月に行われました名水協主催の防災訓練への協力、名古屋市上下水道局様開催の水フェスタへの出展、名古屋市教育委員会様からの依頼をうけて、市内3つの小学校で配管体験授業を行った土曜学習プログラムなど、社会貢献活動をする機会が増え、名水協青年部会で行う活動の重要性が高まった事を感じ、あらためて身が引き締まる一年でもありました。

 本年は名水協青年部会設立30周年の区切りの年となります。青年部会が30年間途切れることなく続いてきたのは、青年部会の運営に携わって来られた先輩方の気概や会員の皆様のご協力、親組合を始めとする関係諸団体の皆様の温かい思いなどがあっての事だと思います。30年という時の重みを感じながら、「その先へ」向けて今年一年新たな気持ちで活動してまいります。

私事ですが、私の会長としての任期も残すところあと6か月となりました。会長を仰せつかった時にクレドとして掲げさせて頂いた「その先へ」。一つは先ほど書かせて頂いたように、30周年のその先、40年、50年と続く青年部会にしたいという思い、もう一つは今の青年部会の強い絆をその先にある何かに繋げたいという思いを言葉にしたものです。2つともまだ未達ですが、残された時間全力で取り組んでまいりたいと思います。

 今年も1月からファミリースキー、3月には家族交流会と年初から会員の皆さんに楽しんで頂ける事業が続きます。会員なのにまだ一度も参加されたことの無い方も、青年部会に未加入の方も、まずはこのようなイベントに気軽に参加して頂き、青年部会活動について知って頂きたいと思います。仲間を作り、その仲間とやりがいのある事業をできる場が青年部会です。みなさんのご参加をお待ちしております。

最後となりましたが、本年も名水協青年部会へのご支援、ご協力をよろしくお願い致します。新しい年が皆様にとってより良き年でありますように。

新年のごあいさつ

名古屋上下水道総合サービス㈱ 社長 宗本 憲英

新年あけましておめでとうございます。

 名古屋市指定水道工事店協同組合の皆様におかれましては、健やかに新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

 さて、私ども名古屋上下水道総合サービス株式会社では、これまでに下水道事業の根幹施設である下水汚泥処理場、雨水ポンプ所の運転管理を受託してまいりましたが、これに加え、昨年から新たに水処理センターの運転管理業務を受託させていただきました。年々業務領域が拡大し、責任の重大さを改めて感じているところでございますが、局の補完代行の役割をしっかりと確実に果たせるよう努力してまいりたいと考えております。

 ライフラインである上下水道の一翼を担う弊社は、災害時においても補完代行の役割を果たすことが重要と考えており、弊社が一昨年に策定したBCP(業務継続計画)の内容を踏まえた防災訓練の実施や、局との合同防災訓練の実施、社員の備蓄食料の確保など災害対応力の強化に努めております。さらに、昨年は貴組合が主催され、局と弊社が共催させていただいた防災訓練にも参加させていただきました。非常に大規模な訓練で、貴組合員と局職員、そして弊社の社員が一体となった緊急対応を体験できる貴重な機会でありました。いざというときの連携の強化を図ることができ、有意義な機会をご提供いただきましたことに改めて感謝申し上げます。

 また、貴組合におかれては、上下水道局から寄託された仮設給水栓の設置の協力に関する取り組みが評価され、昨年新たに創設された名古屋市防災表彰を受けられました。この場をお借りしてお喜び申し上げるとともに、日ごろの地域に根差した防災に関する取り組みに敬意を表する次第です。

 株式会社としての事業開始から8年目を迎える今年も、弊社役員であります鏡味貴組合元理事長さん、穂刈貴組合理事長さんのご助言をいただきながら、災害対応に限らず、様々な面で貴組合と局、弊社の三者一体となった取り組みを進め、この地域の上下水道の絆を深めながらソーシャルカンパニーとして邁進していく所存でございますので、本年も倍旧のお引き立ての程よろしくお願い申し上げます。

新年のごあいさつ

長野県木曽郡木祖村 村長 唐澤 一寛

 2018年の年頭にあたり謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 2018年(平成30年)の新春を迎え、名古屋市指定水道工事店協同組合並びに組合員の皆様方のご繁栄とご多幸を心よりお祈り申し上げます。また、日頃より木祖村の活動に対しご支援を賜り心より御礼申し上げます。

 私も村長として4年目の任期を迎え、村民の皆さんがいつまでも笑顔でいられる村づくりを目指して頑張る所存でございます。

 名古屋市指定水道工事店協同組合の皆様におかれましては、どんぐり募金の活動にご協力いただき、「水源地の活性化に繋げよう」という活動を継続していただいていることに対し、心から御礼を申し上げます。また、昨年も青年部会の皆様方にはご家族同士、お仲間で水源地の木祖村を訪れていただき、豊かな水資源や農山村の自然に触れて、木祖村の特産であります美味しいトウモロコシをたくさんご購入いただきました。私たちも源流として水源地として安全な水をお届けするための義務や責任を果たしていく所存であります。そして木曽川の流れと共に「人と人」「水源地と下流域」で結ばれた絆がより一層深まるよう努力してまいります。

 本年も昭和区桜山にあります「木祖村アンテナショップ源気屋」の運営や、鍋屋上野浄水場での「水フェスタ」などへの積極的な参加によって「木曽川源流の里・木祖村」の情報発信に努めていきたいと思いますので、宜しくお願い申し上げます。

 新年を迎えいよいよスキーシーズンとなりました。未だに御嶽山噴火災害による客足への影響が残っているところではありますが、やぶはら高原スキー場は最高のコンディションで皆様をお迎えいたします。ぜひ皆様お出かけいただきますよう御案内申し上げます。

 終わりに、貴組合並びに組合員の皆様の益々のご発展とご健勝をご祈念申し上げ、新年のご挨拶といたします。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

戌年を迎えて

組 合 役 員 放 談

 副理事長  小池  勝 (緑 支部)

 新年あけましておめでとうございます。今年は会社設立30周年を迎え区切りの年となります。振り返りますと人との出会いが一番の財産だと思います。これからもこの財産を大切に充実した一年が過ごせますよう頑張りたいと思います。本年もよろしくお願いします。

 

 副理事長  宇津山 弘 (千種支部)

 新年あけましておめでとうございます。今年の戌(イヌ)年は争いも多く、明暗が分かれ分岐点を迎える年とも言われます。くよくよ考えても先はありません、皆さんと共にワンダフルな年にしましょう。今年も宜しくお願いします。

 

 理  事  光原 好世 (東 支部)

 新年明けましておめでとうございます。昨年は第2回名水協防災訓練を実施し、発災時に慌てなくてもいい様に備えました。今後も仮設給水栓の取付、防災訓練を怠らず、明るい一年であります様祈念致します。

 

 理  事  石原 彰久 (北 支部)

 新年明けましておめでとうございます。市民の皆様に快適な居住環境を提供するためには、組合員の会社それぞれが従業員の確保充実に努めなければならない時代です。二年後に東京オリンピックがあり、九年後にはリニアの開業が控えています。名古屋市がターミナル都市として発展する可能性ありです。その需要に応えられる施工能力を確保する使命を皆さんと共有する年となれば幸いに存じます。

 

 理  事  安井  健 (西 支部)

 明けましておめでとうございます。私も昨年11月に65歳となり、前期高齢者の仲間入りしました。名古屋市の敬老パスもいただき、地下鉄を利用する時、今まで通りエスカレーターを使わず、なるべく階段で昇り降りすることが何となく気恥ずかしい思いをします。ただ、いつまでもその気持ちを忘れず、これからも足、腰を鍛えていき、併せて組合の理事としても、あともう少し頑張っていきます。

 

 理  事  細田 雅仁 (中村支部)

 あけましておめでとうございます。組合の理事としてもいろいろな経験を積ませていただきましたが、まだまだ未熟と痛感させられます。体力も落ちてきてはいますが、皆様方のご協力もいただき更に組合を支えられる様、頑張っていきたいと思います。今年一年もよろしくお願い致します。

 

 理  事  塚松 裕章 (中 支部)

 明けましておめでとうございます。近年水道業界も人手不足がさけばれています。他の業種に比べると魅力がないのだと思われます。魅力ある業界にするには、どうしたらいいかと皆さんと考えていきたいと思っております。どうか組合員の皆様、今年もよろしくお願いします。

 

 理  事  永山 荘次 (瑞穂支部)

 新年明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い申し上げます。組合の理事として、早いもので10年が経過しようとしています。これも皆様方のご協力の賜物と心より感謝いたします。今年度の目標は、低姿勢でもなく、高姿勢でもなく、正姿勢の三文字を胸に刻んで精進してまいりたいと思います。

 

 理  事  小島 昌太 (熱田支部)

 新年明けましておめでとうございます。昨年同様防災訓練活動に重点を置き地域社会に貢献して参ります。戌年を迎え元気良く駆け廻わり良い仕事、良い人間、良い会社造りに邁進していきます。本年もどうぞ宜しくお願い致します。

 

 理  事  高橋 宏章 (中川支部)

 新年あけましておめでとうございます。東京オリンピックが近づくにつれ、愛煙家の肩身がどんどん狭くなっていく近年ではございますが、理事メンバーで煙草を使う方は私を含めたったの4人、嫌煙ムードが今年もさらに高まっていくことでしょう。たばこ税を増税していただければ禁煙できたかもしれないのに。今年は何とか禁煙したい・・・・・かな。

 

 理  事  佐々木 久 (港 支部)

 新年明けましておめでとうございます。今年は趣味の乗馬から一歩前進し愛馬と共に馬場馬術の公認大会出場を目指して頑張り、目標は全日本馬場馬術大会出場する事です。本年もよろしくお願い申し上げます。

 

 理  事  鈴木 英樹 (南 支部)

 新年あけましておめでとうございます。皆様のおかげで無事に新しい年を迎えることができました。戌年にちなみワンランク上を目指して、仕事に理事職に精進してまいります。今年も一年よろしくお願い致します。

 

 理  事  岡田 英俊 (守山支部)

 あけましておめでとうございます。我家の新年恒例行事は、年明け5日迄の間に1日で外宮・内宮・猿田彦神社に参拝、鳥羽よりフェリーにて伊良湖に渡り豊川稲荷閣を参拝します。朝6時頃に家を出て夜8時頃に帰宅します。いささか強行軍ですが、おかげ横丁・フェリーでの船旅等結構楽しめる僕のおすすめコースです。

 

 理  事  宮澤 雅敏 (名東支部)

 新年あけましておめでとうございます。今年も元気で過ごせるよう健康管理に気を付けていきたいと思います。組合員の皆様にとって健やかな一年になります事を心より祈念申し上げます。

 

 理  事  山本 一登 (天白支部)

 新年あけましておめでとうございます。昨年実施した防災訓練では多くの組合員の皆さまにご参加いただき、発災時の備えも万全かと思います。防災意識を高め、地域のお客さまの信頼を得られるよう頑張りましょう。今年もよろしくお願いします。

 

 専務理事  坂  明憲 (水道組合)

 明けましておめでとうございます。昨年は、組合員の皆さまのご理解とご協力で合同防災訓練を無事に終えることができました。今年は防災以外の様々な面でも名水協の存在が大きく示せるよう努めてゆきたいと思います。

 

 顧  問  吉田  宏 (水道組合)

 新年あけましておめでとうございます。局・区・地元との絆を深めお客さまの信頼をより一層強いものとすることが名水協の発展につながると信じています。私なりに一生懸命やっていきますので、よろしくお願いします。

 

戌年を迎えて

上下水道局 職 員 放 談

営業課 主事 湟打隼太

 新年あけましておめでとうございます。昨年の初めは成人を迎えたばかりで慣れないお酒と格闘していましたが、気づけば美味しく楽しく飲めるようになっていました。今年も上手にお酒と付き合い、楽しい時間を過ごしたいと思います。  

 

料金課 主事 藤原涼介                

 新年あけましておめでとうございます。昨年は入庁3年目で職場異動があったこともあり、周囲の方々に助けて頂くことが多々ありました。今年は周囲の方々に恩返しができるよう、公私共に頑張りたいと思います。        

 

給排水設備課 技師 吉見千恵         

 新年あけましておめでとうございます。平成30年、節目の年。私自身も節目の歳を迎えます。最近は健康面が気になります。仕事もプライベートも身体が資本。適度な運動を心がけ、心身ともに健康でありたいと思います。      

 

配水課 主事 細川晴加            

 あけましておめでとうございます。今までは母の横で手伝う程度でしたが、昨年から台所を1人で任される機会が増え、料理への関心が高まっています。まだ簡単なものしか作れませんが、今年は少し手間のかかるメニューにも挑戦してみたいです。                           

 

北営業所 営業係長 茗荷良太

 明けましておめでとうございます。今年も当営業所栗山芳樹所長のもと、毎日、最高の仕事を実践するとともに、よく食べてよく運動してよく寝て、ワーク・ライフ・バランスに努めてまいります。よろしくお願い致します。

 

中川営業所 主事 新村夏鈴           

 新年あけましておめでとうございます。昨年は初めての後輩ができて、彼らを見て刺激を受けながら仕事に励むことができました。今年は就職三年目になりますが、慣れに甘んじることなく日々精進したいと思います。

 

港営業所 工事係長 西口 亮      

 今年は営業所と工事店との更なる防災力強化を考えています。現状は発災時に協力するという漠然とした認識ですが、実際にどのように連携していくのか、また、工事店はどこまで動けるのか、それらを議論し、現実に即した協力体制を確認したいと考えています。

 

天白サービスステーション 主事 浅野航大      

 新年あけましておめでとうございます。昨年は入庁1年目ということもあり、周りの方々には大変お世話になりました。今年の抱負は一日一日を大切にして、仕事もプライベートも充実した1年にすることです。            

名古屋の風景

名 古 屋 城

山口 雄一郎 氏(水道組合)
山口 雄一郎 氏(水道組合)

 名古屋城は、織田信長誕生の城とされる今川氏・織田氏の那古野城(なごやじょう)の跡周辺に、徳川家康が九男義直のために天下普請によって築城したとされる。以降は徳川御三家の一つでもある尾張徳川家17代の居城として明治まで利用された。

 大阪城、熊本城とともに日本三名城に数えられ、伊勢音頭にも「伊勢は津でもつ、津は伊勢でもつ、尾張名古屋は城でもつ」と詠われている。大天守に上げられた金の鯱(金鯱(きんこ))は、城だけでなく名古屋の街の象徴にもなっている。 本丸御殿は二条城と並ぶ武家風書院造の双璧と評価されている。

 天守閣木造復元事業に伴う調査及び工事により、天守閣は5月7日(月)から入場禁止(閉館)となりますが、天守閣入場禁止期間においても、天守閣を除く名古屋城は通常どおり開園されるとのことです。
 3月末には「金シャチ横丁」も開業予定です。6月には、10年間にわたって復元を進めてきた「本丸御殿」がいよいよ完成公開を迎え、最も絢爛豪華な「上洛殿」なども公開される予定です。

 四季折々、多彩なイベントへも訪れたい「名古屋の風景」です。

 この「名古屋の風景」のページは、組合員の皆さまの投稿により構成いたします。「名古屋の風景」をテーマとする写真データにコメントを添えてお申し込みください。

 なお、謝金等は予定しておりませんので、あらかじめご了承ください。

(申込先:組合事務局 山口)

会議コーナー

定 例 理 事 会

理事会風景(三役)
理事会風景(三役)

理事会風景(広報技能委員会)
理事会風景(広報技能委員会)

1.開催日時   12月6日(水)

           午後3時

 

1.開催場所   水 道 会 館

 

1.理事定数   17名

 

1.出席理事   17名

青年部会コーナー

第141弾定期夜間勉強会 昼間編

開催日 11月15日(水)

                                   参加者  20名

技能開発部会・青年部会共催

 

 毎年恒例の工場見学に行ってきました。

 向かった先は、三重県にある中部コーポレーションの桑名工場といなべ工場です。

 中部コーポレーションでは、鋳鉄製のマンホールやグレーチングを製造しており、日頃使うことのある物が、どのように製造されているのか気になり、今回お邪魔させていただくことになりました。

 桑名工場では、溶けた鉄を鋳型に流し込む作業を見学し、鋳鉄製マンホールの種類などの説明を受けました。マンホールの上でも滑らないように、表面加工し安全性への配慮も考えており、企業努力を知ることができました。いなべ工場では、グレーチングの製造工程が見学でき、圧接機による溶接を初めて見ることができました。また、フロアーハッチの枠を一つ一つ溶接している所も見学でき、全て機械による製造だと想像していましたが、手作業による製造工程の多さに驚きました。

 その後、六華苑(旧諸戸清六邸)を見学。昔では珍しい洋風な外観と和・洋が融合した室内を、地元のボランティアガイドさんに説明をして頂き、建物を通して歴史を知ることができました。また、諸戸清六は独力で水道施設を計画し、桑名市内に上水道を普及させました。近代的な上水道としては、全国で7番目に完成したそうです。

 これからも興味を持って頂けるような内容の勉強会を、開催していきたいと思いますので、皆様のご参加をお待ちしております。

 

青年部会 千種支部 宮崎智久

特別寄稿コーナー

松が取れると・・・

名古屋市上下水道局 経営本部 営業部

料金課長 星野 悟朗

 

 皆様、あけましておめでとうございます。旧年中のご厚情に感謝申し上げますとともに、健やかな新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。

 さて、この原稿を書いている時期になりますが、昨年10月に名水協青年部主催のソフトバレーボール大会に初めておじゃまさせていただきました。コートを6面も使用した大きな大会で、多くの組合員とそのご家族の皆さんが楽しそうに参加されていました。上下水道局からも営業部の選抜チームが2チーム参加させていただきましたが、ボールが通常より柔らかく大きいため不規則な動きをするようで、試合の合間に必死に練習したものの、厳しい戦いを強いられていました。ともあれ、組合員さん相互の、また組合員さんと上下水道局との親睦がいっそう深まったのではと思います。

 さて、正月休みが終わり、松が取れると一年で一番寒い時期になります。この時期心配なのは水道管の凍結被害です。一昨年、昨年と最低気温が凍結被害発生の目安になるマイナス4度を下回る可能性があったため、局内に「給水装置凍結被害対策室」を設置し、組合員の皆様へも修繕対応についてお願いしておりますので、ご記憶の方も多いと思います。一昨年は1月25日に最低気温が実際にマイナス4.8度まで下がり、凍結に関する問い合わせや修理対応で組合員の皆様も忙しい思いをされたのではと思います。私も営業所でお客さま対応に追われていたことを思い出します。ちなみに、この時は給水管の凍結による漏水により配水池の水位が低下したなどの理由により、東海地方以西の西日本で最大38万戸が断水し市民生活に大きな影響を与えました。

 また、気温の低下が予想される場合には、その都度事前にマスコミに対して、凍結の予防策や凍結した場合の対処法、水道管が破損した場合の対応などを情報提供しています。例えばテレビの場合では、天気予報のコーナーの中で注意事項をアナウンスしていただくことを想定したものです。

 ちなみに、昨年は1月12日にこの情報提供をするとともに、NHKには凍結予防のための防護工法について取材・撮影をしていただきました。その映像が名古屋の夕方のニュースだけでなく、その後のニュース7で全国に放送されたことには驚きました。NHKに資料映像がなかっただけかもしれませんが。

 この冬の長期予想では気温は平年並みとのことですが、気候が極端さを増していますので油断はできません。凍結への警戒ももちろんですが、インフルエンザをはじめ健康にも十分気を付けて厳冬期を乗り切りたいと思います。

筆の泉コーナー

筋トレのすすめ

名古屋市上下水道局 総務部 安全衛生課

主事 間瀨 遥介

 

 「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」と言われています。

 生まれた時にはみな同じはずなのに、世の中には、平日は仕事をバリバリこなし課外活動に取り組み、休日は趣味を満喫する活発な人がいる一方で、平日は理由もなく夜更かしし、休日は家で寝転んで過ごし日曜日の6時半になると休日の終焉を目の当たりにし悲しみを覚える(私のような)人もいます。後者の(私のような)人が充実した日々を過ごすにはどうしたらよいのでしょうか。

 結論から申し上げると、筋トレすればよいのです。

 私は、筋トレを始めてから、日常が充実しつつあるのを実感しています。

 福澤諭吉が世に学問をすすめたように、筋トレこそが今の世の中を変え得るツールであるということで、みなさんにすすめてみようと思います。

○筋トレのいいところ:生活習慣が改善する。

 私は現在、23時就寝,5時起床,7時,にジムという朝型生活をしています。

もともとは完全な夜型人間で、年中寝つきが悪いせいで朝は起きられませんでした。しかし現在は、筋トレにより肉体が疲労しているため、目を瞑ると0.93秒で眠れます。早く寝ると早く起きることができ、朝から筋トレをして自分がんばってる感を堪能しています。

 早寝早起きが習慣になると、せっかく筋トレしているのだから栄養にも気を配って効果を最大化しようという気持ちが生まれます。栄養バランスを考えて自炊し、鶏むね肉、アスパラガス、ブロッコリーを食べるようになります。大層な事ではないと思われるかもしれませんが、私にとって自分がスーパーで緑黄色野菜を購入するということは、ひとつの革命でした(以前はカップラーメンとカレーしか食べていなかったといっても過言ではありません)。

○筋トレのいいところ:精神が安定する。

 筋トレは、自分の筋力の限界に挑戦しますので楽ではありませんが、全力を出し切ると、筋トレ後には確実に気分が上向いています。何かに悩んでいたり、ストレスを感じている状態でジムに行ったとしても、筋トレ中に他のことを考える余裕などありません。必死で重量を挙げていればジムを出るころにはすっかり忘れています。

 そうしていると少しずつ扱える重量が大きくなっていきます。身体に筋肉がついたことを感じられると、成長を実感し快感を覚えられますし、できなかったことができるようになるというのは、最高の成功体験となり、自分に自信がつきます。

 当然体力もつきますし、心身ともに良い循環をし始めます。ぜひ皆さんも、2018年の新しい挑戦として筋トレを始めてみてはいかがでしょうか。

談話室コーナー

みえる世界

瑞穂支部・株式会社 フジコー

鈴木 美奈

 

 2017年夏。私は自身の生活を一変させました。「転職」です。

 長く働いてきた接客・小売業界とは全く違うこの水道工事の業界へ、様々なご縁が重なって飛び込む事を決めました。

 違う業界、世界に飛び込んでから、今まで見ていた風景が一変しました。大げさに聞こえるかもしれませんが、本当に正直な感想です。

 今私が教えて頂いている業務は申請書類関連が主になります。給水方式や図面の書き方、各市町村で書類や図面に使用する記号等の決まりが異なる事を学び、驚きの連続です。自身の生活の中で当たり前に使用している「水」の事を、給水排水の仕組みを理解していなかった事もあり、普段の生活でも目に付く物が本当に増えたのです。

 止水栓、量水器、排水マス、雨水マス……道を歩いていて今まで何とも思っていなかった「蓋」の意味を、それが土中で繋がる先を目で追う様になりました。ビルや建物の配管もそうです。申請書類の関係で要所要所ではありますが用語や材料を学ぶ毎に今まで何とも思っていなかった物の意味や仕組みが分かり、見える世界が広がるのを自分で感じるのはとても面白いのです。

 その一方、以前までいた業界と違う部分に戸惑う事が多いのも現状です。仕事の受注の流れやお金の流れも全く違うので、仕組みが違えば仕事における考え方も異なりますし、もちろん対応の仕方も違います。小売では「出来上がっている商品をいかにメーカー側と協力して販売するか」でしたが、この業界では「依頼された内容を施工完了させる技術」が商品です。

 小売では商品の不良があれば製造元であるメーカーに対応を依頼し販売店もそれをサポートしながらお客様対応を行いましたが、この業界では不具合は工事店の信頼に直結しもちろんその対応も工事店自身が行います。

 先にも触れたとおり不具合時の対応がそのお店の信頼を左右するのですが、小売の場合お客様がメーカーへ直接対応を依頼する場合も多いので、技術を売っている工事店におけるお客様対応の重要性は小売より高いのではないかと感じています。……そもそも不具合が起きず、工事が問題なく納まっており、施工後何事も無く使用して頂ける事が一番なのですけれど。

 上記でも記載させて頂きました申請書類関連の仕事の他にも満期メーターの交換作業や現場作業の手伝い、ホームページの更新や管理、チラシなどの広告、SNSの活用等、色々な事を任せて頂いており、目まぐるしく日々が過ぎています。毎日新たに知る事が本当に多く、新たに知った事で視野が広がるとまたその先に様々な物が続いてゆき……どれだけの事を学べるのかといささか怖くつぶれてしまわないかと不安もありますが、今は楽しさが勝っています。何をするにせよ知らない事が多いのが現状ですので、分からず戸惑う事も多々ありますが、制約されず様々な事に挑戦させて頂けるのは本当にありがたい事だと思います。

 申請書類や現場作業ともに整っている現場や物件がない事を念頭に置きつつ、それをいかにこなすかを楽しみながら……そして先輩の技術を盗みながら、自身の目指したい姿に近づいていけたらと思い、日々修行、日々精進です。

消防コーナー

地震に備える 20

名古屋市消防局OB 近藤 博

明治24年(1891年)濃尾地震(16)

 引き続き、「中央防災会議「災害教訓の継承に関する専門調査会」報告書1891濃尾地震 平成18年3月」の報告書をもとに、当時の人が記録した報告等から地震直後の実情をみていきたいと思います。

 

 愛知県の場合(その3)

5 憲兵隊の震災報告

 地震の直後から、愛知県をはじめ様々な機関が調査を開始しましたが、ただ単に資料の残存性に起因するのかもしれませんが、最も初期の段階で系統的に調査・報告を行ったのは陸軍の憲兵隊だったようです。

 特に愛知憲兵隊本部は、東京の憲兵隊司令部宛に地震発生当日から「震災報告」を行っています。

 (1)第一回報告

 この最初の報告(午前中と思われる)は憲兵隊のあった愛知郡熱田町(現在の名古屋市熱田区)の状況を報告しています。民家200戸と数ケ所の寺が倒壊して、負傷者約200名・死者30名以上が出たとし、「死傷者ノ最モ多キハ尾張紡績会社(夜業中)須賀町光徳寺(人民参詣中)其他内田町並羽城トス」と報告しています。(『震災第一回報告』)

 (須賀、羽城(はじょう)は共に現熱田区内の旧地名「熱田区役所―熱田区の地名(由来)」より―筆者)

 (2)第二回報告

 最初の報告では、憲兵隊のあった熱田町周辺の被害しか報告されていませんが、同日午後4時に出された第二回報告では、調査が進展し名古屋市や西春日井郡の様子が報告されています。

 名古屋市は「市街ノ有様ヲ見ルニ大概被害ナラザルハナシ」、壁が落ち倒壊している家屋も多いという状況。また、被害の大きかったのは県西部や北部であり、「枇杷島町新川町辺〔いずれも西春日井郡、現在清須市―引用者〕ハ尤も惨状ヲ極」め、「家並倒レ殊ニ失火アリ」という状況が報告されています。(『第二回震災報告』)

 (3)第三回報告

 同日午後8時に出された、第三回報告になると「紡績会社(尾張紡績―引用者)ニテハ負傷者九十七名但重傷者多シ、即死三十名程未ダ二三十名ハ所在不分明、多分煉化(煉瓦―引用者)石ノ下ニ有ル見込」と、かなり具体的な報告がされています。(『第三回震災報告』)

 

 地震直後の愛知憲兵隊の報告で、名古屋市内も大きな被害を受けたことが窺えると思いますが、当初の被害状況は、11月1日付『新愛知』(後の中日新聞)の報道によれば、家屋全壊602戸、半壊467戸、死者150名、負傷者188名となっています。

 しかし、この被害は、調査が進むにつれて更に増えることになります。

法律コーナー

自殺が仕事と因果関係があるとされた事例

 弁護士   松 永 辰 男

 

 コンビニエンスストアーの店長(A―以下[A]と言います。)が過重な業務に従事していたことで精神障害を発病して自殺した事件について、労働者災害補償保険法に基づく遺族補償一時金や葬祭料を請求したが認められなかった件について裁判を起こし、一審では自殺と仕事との間に因果関係がないとして認められなかったが、その控訴審では自殺の業務起因性を認め、補償をするよう判決しました(東京高等裁判所平成28年9月1日判決・判例時報2342号75頁)。

 一審の東京地方裁判所の判決では、適応障害の発病は認めたが、自殺が店長としての業務とは因果関係がないとして請求は認めませんでした。そこでAの遺族は東京高等裁判所に控訴しました。東京高等裁判所は、Aが店舗の配置転換を含む店舗の業績、人事管理、人間関係に悩み、長時間の時間外労働に連続して従事し、自らの限界を感じて自信を喪失し、次第に追い詰められた心境になり、睡眠障害や食欲不振の症状が二週間以上の期間にわたって持続していたとして、中等症うつ病エピソードの診断基準に合致するから、労働基準法施行規則別表第一の二第9号に該当する精神障害を発病していたものと認めました。

 そして、「本件精神障害の発病に関与する業務による出来事は複数あるが、いずれの心理的負荷の程度も、単体で「中」ないし「強」とみるべきであるし、少なくとも、各出来事が関連して生じているということができるから、その全体を一つの出来事として評価すれば、その全体評価は「強」とみるべきである。

 そして、本件全証拠によっても、Aには、業務以外の心理的負荷及び個体側要因は認められない。」と認定し、「したがって、本件精神障害の発病には業務起因性が認められ、Aは本件精神障害の発病による影響の下で本件自殺に至ったというべきである。」として、自殺と業務との間に因果関係があると判決しました。このような認定に至る経緯をみますと、一か月に平均で120時間を超える時間外労働をしたこと、2週間以上にわたって連続勤務をしたこと、達成困難なノルマが課された又はノルマが達成できなかったことによるものであるとしています。

 一審の判決と高等裁判所の判決に違いは、諸々の困難な出来事を、個別に判断するのではなく、それらの出来事を全体的にみて、総合的に判断するかどうかの点にあるのではないかと思います。自殺と業務起因性の意因果関係の問題は、きわめて困難を極めるものであることを物語る事例です。

木祖村コーナー

木祖村だより

編集後記

編 集 後 記

 今年の干支は、戊戌だそうな。「戊」の読みは、「ぼ」と「つちのえ」、五行(ごぎょう)の「土」の兄から、つちのえ、「土」は木火土金水のセンターにあり、戊に、「くさかんむり」を付け加えると「茂」となる。土もよければ、作物もよく育つということであろう。

 戌(いぬ)の方は、「じゅつ」とも読むそうな。これも「さんずい」を加えると「滅」となり、草木の枯れる様子を表すとされる。

 戊戌の年回りには、繁栄の裏には、滅亡がありうるというような深い意味も内包しているのかもしれませんね。

 

 今年は、冬季オリンピックの年である。日本選手には、けがをしないようにして、平昌の本番で力が発揮されるよう応援したい。3月末にはプロ野球公式戦も開幕し地元球団その他の活躍が期待される。6月中旬からはワールドカップ・ロシア大会も始まる。H組を勝ち抜いて、決勝トーナメントへ進めると良いですね。今年の前半は、楽しめるスポーツイベントが続くが、見るばかりでなく、せいぜい体を動かし、内臓周りにもついた脂肪をこれ以上太らせないようにしたいと思う。

 

 昨年末に起きた事件や事故、これには重大なインシデントも含まれるが、原因の究明が進み、有効な再発防止策が実行され、重大かつ深刻なアクシデントに至らないことを願いたい。インシデントという言葉も一躍脚光を浴びることになった。インシデントレポートは、医療現場では組織だった事故防止策として既に一般的なこととして行われているようである。いわゆるヒヤリハット事案への対応として存在しているこのような取り組みを生かすには、トップまでの迅速な報告と、原因へたどり着くまでの徹底した究明、そして、組織の全員の情報共有と再発防止への熱意が不可欠なものとされている。どのような分野であっても、失敗を徹底して検証し、後に生かすことが望まれると思う。

 

 さて、皆さまの今年の願いや希望はどのあたりにあるのでしょうか。10億円の幸運という偶然のチャンスを待つことも大事なことであろうが、今、目前にあることを継続して行い、願いに近づいていくこともまた大切なことと思います。

 「Keep on going!」これは、昨年7月に亡くなられた日野原重明さんの言葉であるが、今年の手帳の表紙裏に記し、この一年、実りある一年となるよう前進し続けることを願ってのスタートとしたいと思います。

(E・Y)