『迎春』第30回フォトコンテスト入賞 撮影:日新工業㈱ 小野 祥弘 氏

『迎春』第30回フォトコンテスト入賞 撮影:日新工業㈱ 小野 祥弘 氏

新年のごあいさつ

名古屋市指定水道工事店協同組合 理事長 穂刈 泰男

 新春を迎え謹んでお慶びを申し上げます。

 旧年中は、組合員の皆さまをはじめ関係機関の方々には、組合に対し一方ならぬ様々なご支援、ご指導、ご協力を賜りました。お陰をもちまして組合の事業運営は順調に推移しているところであります。心より厚くお礼申し上げます。

 さて、昨年は熊本地震が発生し、水道の断水で被災された方が大変困られたことが大きく報道され、水道の重要性があらためて認識されました。そして、この地震の話題も冷めやらないうちに鳥取県でも大きな地震があり、また、地震以外でも九州では凍結による長期間の断水がありました。まさに命の水、水道がクローズアップされた年であったかと思います。

 そうした昨年、名水協としては大規模地震などの際、命の水のお届けを通して地域の皆さまにより一層貢献しようとの思いから、仮設給水栓の寄託数を増やすことを決めました。

 去る8月3日、上下水道局様との間で「仮設給水栓の寄託数の増加に関して災害時における仮設給水栓の設置等に関する協定」を締結し、その締結式と合わせて応急給水訓練を港区港北公園において地域の方の多数ご参加のもと開催しました。当日は猛暑のなか港支部の皆さまにもご協力いただき、大変盛大な催しを行うことができました。この内容はテレビでも報道され、名水協の工事店を大いにPRすることができました。

 今回の寄託数の増加により、局保有の仮設給水栓の約半数を受け持つこととなります。受け持たれる方には、少なからずのご負担もあろうかと思いますが、快く引き受けられたことに厚く御礼申し上げます。また、各区役所や各学区で行われる防災訓練に各支部の多くの方がご参加されておられますことにつきましても心より深く御礼申し上げます。日々のお仕事との兼ね合いにご苦心されておられるなか、本当にありがとうございます。

 防災に関しては、皆さまご記憶にあろうかと思いますが、3年前に合同防災訓練を挙行しいたしました。初めての試みでしたが多く方のご参加、ご協力により大変盛り上り、名水協の存在もPRできることとなりました。地域に根差した防災への取り組みを通して、名水協、ひいては組合員さまの存在を大きくお知らせできることになると思い、今年も同様の訓練を行おうと計画を進めております。お忙しいところ大変恐縮ではございますが、名水協組合員全員のご参加につきましてご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

 防災の話ばかりとなってしまいましたが、もちろん組合はそれだけではありません。

 組合員として組合がなくてはならない存在であり続けるにはどのようにすべきか。社会情勢を見極めながら日々の業務や将来の事業運営をどのようにして行くのかなど、今年も役員ともども考えそして実行していく所存であります。皆さま方の英知もぜひ反映させていただこうと思いますので何とぞよろしくお願いします。

 さて、今年は酉年です。「酉」は「とりこむ」に通じると言われており、商売などには非常に縁起がいいとされています。その酉年にちなみ、今年が組合員皆さま方におかれましても益々繁栄がもたらされますことを心より祈念申し上げまして、新年のご挨拶とさせていただきます。本年もよろしくお願い申し上げます。

新年のごあいさつ

名古屋市上下水道局 局長 丹羽 吉彦

 新年明けましておめでとうございます。名古屋市指定工事店協同組合並びに組合員の皆さまにおかれましては、健やかに新春を迎えられましたことと心からお喜び申し上げます。

 また旧年中は、本市上下水道事業に格別のご支援を賜りまして厚くお礼申し上げます。

 昨年は、リオデジャネイロオリンピックでは日本選手が史上最多のメダルを獲得する活躍を見せ、またアメリカではトランプ候補が大統領選を制し、今後の動向とその影響に注目が集まるなど、明るい話題や世界情勢の転機を予感させる出来事がありました。その一方で、国内においては、4月に熊本地震、10月には鳥取地震が発生し、さらには台風の上陸も相次ぎ、各地で甚大な被害をもたらすなど、度重なる自然災害に見舞われた年でありました。

 このように、大規模な自然災害が頻発しており、この地域でも近い将来南海トラフ巨大地震の発生が危惧される中、当局では中期経営計画「みずプラン32」において「災害への備え」を重点施策のひとつとして掲げ、市民生活や都市活動に必要不可欠なライフラインとして、災害発生時にも継続して上下水道サービスを提供できるよう鋭意取組みを進めております。

 貴組合におかれましても、各区防災訓練への参加を始めとして、災害対策に積極的に取り組んでいただいているところであり、地域の防災に重要な役割を担っていただいております。これまでも貴組合とは、協働して災害発生時における応援体制の構築・強化を図ってまいりましたが、昨年8月には、「災害時における仮設給水栓の設置等に関する協定」を締結し、仮設給水栓の寄託を32基から112基に拡大し、地震発災時には給水区域内の応急給水施設の半数以上を組合員の皆さまに開設していただくなど、より機動的な初動活動ができる体制となりました。さらに今年5月には、組合員の災害対応力の向上のため4年ぶりに全組合員を対象にした防災訓練を実施されるとのことであり、こうした当局と地域に根差した貴組合との協働体制の拡充を図ることにより、地域防災力が一層強化できるものと考えております。

 私が昨年、上下水道局長に就任した直後に熊本地震が発生し、その際には現地へ状況視察に赴きましたが、全国各地から自治体の職員、さらに民間事業者の方も含め、多数の上下水道事業に携わる皆さまが応援に駆けつけ、応急活動に懸命に従事されている姿を目にし、上下水道事業関係者の熱意と結束の強さというものを肌で感じました。水需要の減少傾向が続くなど、事業を取り巻く経営環境が年々厳しさを増す一方で、災害対策を始めとして、老朽施設への対応など数多くの解決すべき課題を抱えております。こうした課題解決に向け、職員が一丸となって取り組んでまいりたいと考えております。今後も、お客さまから信頼され、安心・安全で安定した上下水道サービスを持続できるよう努力してまいりますので、本年も引き続きご支援・ご協力をお願いいたします。

 結びに、貴組合並びに組合員の皆さまにとりまして、本年が明るく希望に満ちた年となりますとともに、より一層結束を固められ、末永く発展されることを祈念いたしまして、新年のごあいさつとさせていただきます。

新年のごあいさつ

名古屋市指定水道工事店協同組合 青年部会 会長 後藤 一弘

 新年あけましておめでとうございます。旧年中は、青年部会活動にご理解、ご協力賜り、誠にありがとうございます。本年も変わらずのご支援をよろしくお願い致します。

 また昨年中の青年部会活動にご参加頂いた皆様には、この場を借りてお礼申し上げます。中でも毎年恒例となったスポーツ交流会には、多数の会員の方を始め、名古屋市上下水道局の皆様、NAWSの皆様、愛管連青年部の皆様、IT推進会の皆様にもご参加頂き、盛会裏に終わりました。ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。今回参加されなかった方も、今年は是非ご参加ください。

 さて、昨年は東京都知事選挙、アメリカ大統領選挙があり、時代の転換期を迎えていると感じられた方も多かったのではないでしょうか。この時代の変わり目をどう乗り切るかを模索するのも、我々青年部会の役割の一つだと考えております。私が青年部会の会長を仰せつかった時に、クレドとして「その先へ」という言葉を掲げさせて頂きました。平成30年に、青年部会発足30周年を迎えますので、その先40周年、50周年を迎える事が出来る青年部会にしたいという思いと、今の青年部会の強い絆をさらにその先の絆に繋げたいという思いを込めました。この2つの「その先へ」を実現するためには、まずはこの時代の変化に対応することが必要不可欠だと考えています。名水協青年部会に集まった仲間たちと切磋琢磨し、その先へ繋げていきたいと思います。

 年初には新年会、3月には家族交流会を企画しています。まだ一度も参加されていない方も、青年部会に加入していない方も、まずはこのようなイベントに気軽に参加して頂き、青年部会活動について知って頂きたいと思います。青年部会では名古屋市教育委員会からの依頼を受けて、名古屋市内の小学校へ出向き、小学生に配管作業を体験してもらうというような社会貢献事業も行っており、回数を増やして欲しいというご要望を頂くほどご好評頂いております。また名古屋市上下水道局主催の水フェスタへの出店なども行っており、この様な活動を通じて水道工事業の地位向上、水道組合の認知度アップにも寄与していると自負しております。仲間を作り、その仲間とやりがいのある事業をできる場が青年部会です。最初は参加をためらうと思いますが、是非一度声を掛けてください。みなさんのご参加をお待ちしております。

 最後となりましたが、本年も名水協青年部会をよろしくお願いいたします。

新年のごあいさつ

名古屋上下水道総合サービス㈱ 社長 宗本 憲英

 新年あけましておめでとうございます。

 名古屋市指定水道工事店協同組合の皆様におかれましては、健やかに新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

 さて、昨年を振り返りますと、4月に発生した熊本地震や10月の鳥取県中部における地震、また、首都圏での渇水による取水制限、相次ぐ台風や大雨による各地での被害など、上下水道に関連する自然災害が多くみられた年でありました。

 弊社は平成27年度より雨水ポンプ所の運転管理を受託させていただいていることもあり、風水害の発生時にも対応できる災害対策要綱を昨年2月に策定し、5月には初めての水防訓練を実施いたしました。また、南海トラフ巨大地震などの大規模地震がこの東海地方にいつ来てもおかしくないと言われている中、上下水道局の補完・代行業務を担う弊社におきましては、地震発生を想定した業務継続計画(BCP)を昨年10月に策定いたしました。貴組合におかれましては、地震発生時の応急給水を確保するため、広域避難場所等への仮設給水栓の設置協力を通じて、上下水道局との連携を強化しておられますが、弊社も、貴組合と同様に、上下水道局が「みずプラン32」の中で推進されている災害対応力の強化に向けて貢献してまいりたいと思います。

 また、昨年は、貴組合との相互協力に関する基本協定に基づく取り組みとして、貴組合が開催される大型メータ取替講習に初めて実施協力させていただきました。こうした連携を通じて、技術・技能の一層の向上のお役に立てるよう今後とも努めてまいりたいと思います。

 本年も、弊社役員であります鏡味貴組合元理事長さん、穂刈貴組合理事長さんのご助言をいただきながら、この地域の上下水道事業の一翼を担うべく、社会的課題の解決に貢献するソーシャルカンパニーとして邁進していく所存でございますので、本年も変わらぬお引き立ての程よろしくお願い申し上げます。

 最後になりましたが、貴組合の益々のご発展、あわせて組合員皆様のご健勝と本年がさらなる飛躍の年となることを心から祈念いたしまして、新年の御挨拶とさせていただきます。

新年のごあいさつ

長野県木曽郡木祖村 村長 唐澤 一寛

 新年あけましておめでとうございます。

 2017年(平成29年)の新春を迎え、名古屋市指定水道工事店協同組合並びに組合員の皆様方のご繁栄とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

 私も村長任期の折り返し点を過ぎた3年目を迎え、村民の皆さんがいつまでも笑顔でいられる村づくりを目指して頑張る所存でございます。

 昨年も青年部会の皆様方にはご家族同士、仲間同士で水源地の木祖村を訪れていただき、豊かな水資源や農山村の自然に触れていただきました。木祖村の特産であります“美味しいトウモロコシ”をたくさんご購入いただき、皆様方の「水源地の活性化に繋げよう」という活動に心から御礼を申し上げます。私たちも源流として水源地としての義務や責任を果たしていく所存であります。そして木曽川の流れと共に「人と人」「水源地と下流域」が、益々連携が深まるよう努力してまいります。

 本年も昭和区桜山にあります「木祖村名古屋総合拠点施設」を中心に、そして鍋屋上野浄水場での「水フェスタ」などへ積極的に参加をし「木曽川源流の里・木祖村」の情報発信に努めていきたいと思いますので、宜しくお願い申し上げます。

 いよいよスキーシーズンとなりました。未だに御嶽山噴火災害や昨年のような天候不順の影響も心配されておりますが、やぶはら高原スキー場はベストコンディションで皆様をお迎えいたします。ぜひ皆様お出かけいただきますよう御案内申し上げます。

 終わりに貴組合並びに組合員の皆様の益々のご発展とご健勝をご祈念申し上げ新年のご挨拶といたします。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

酉年を迎えて

組 合 役 員 放 談

 副理事長  小池  勝 (緑 支部)

 新年明けましておめでとうございます。今年も明るい職場作りと、安全第一を目標に充実した一年が過ごせます様頑張りたいと思います。この新しい年がより良い一年に成ります様祈念致します。本年もよろしくお願いします。

 

 副理事長  宇津山 弘 (千種支部)

 新年あけましておめでとうございます。今年の酉(トリ)年に懸けて好景気を「取り込む」年に、そして商売にとってより実の多い一年にしたいと思います。今年も宜しくお願いします。

 

 理  事  光原 好世 (東 支部)

 新年あけましておめでとうございます。日本列島に自然災害が続々と発生しています。中部地方にも何時災害が発生するかわかりません。防災訓練を怠らず、日頃より災害に対する備えを心掛ける所存です。

 

 理  事  石原 彰久 (北 支部)

 新年おめでとう御座います。年末大きな事件では、福島の廃炉費用が20兆円超えるから大変だと言う物が有ります。私はそれ凄い、福島は廃炉関係の仕事がそんなある。経済的に豊かだな、将来は廃炉が世界遺産かな?

 

 理  事  安井  健 (西 支部)

 新年明けましておめでとうございます。今年、5月18日(木)に名水協防災訓練を実施します。私、防災特別委員会の委員長として、身が引き締まる思いです。組合員皆様のご協力によって成果を挙げることができ、一体感もより一層高まることを期待します。その日の為にも、体が動くように私自身鍛え直そうかなと密かに思っています。

 

 理  事  細田 雅仁 (中村支部)

 新年おめでとうございます。各地で地震が発生しており、いよいよ名古屋でも…と思われる様になってきました。防災訓練や仮設給水栓に対しても真剣に取組み、発災時に慌てなくてもいい様にしっかりと準備をしていく事が大切だと思っています。本年もよろしくお願い致します。

 

 理  事  塚松 裕章 (中 支部)

 明けましておめでとうございます。今年は自分の体のことを考え特に暴飲は控え一週間に一回は休肝日を作るよう頑張りたいと思います。組合員の皆様、今年もよろしくお願いします。

  

 理  事  永山 荘次 (瑞穂支部)

 明けましてお目出度うございます。先日講演を聞きまして、今後生き延びる為には新結合、前例の無い事を作る創意工夫、多様な意見・知識人物を集める。環境の変化に対応する、という事が必要だと聞きました。今年も共に頑張りましょう。

 

 理  事  小島 昌太 (熱田支部)

 新年明けましておめでとうございます。昨年は想定外の自然災害・政治経済の波乱等、散々な年でした。今年は災害に備えた局ぐるみの防災活動に重点を置き組合員の皆様と共に明るく元気に積極的に活動して参ります。今年も宜しくお願い致します。

 

 理  事  高橋 宏章 (中川支部)

 新年あけましておめでとうございます。酉年を迎えまして、酉年は「取り込む!」という言葉をかけて商売には縁起の良い年とされているそうです。縁起を担いで今年は新たな仕事のステップアップしてみるのも良いかもしれません。

 皆様にとって明るく楽しい一年でありますように今年もよろしくお願い致します。

 

 理  事  佐々木 久 (港 支部)

 新年あけましておめでとうございます。『理事長!やっと水道会館にエレベーターが設置され、これで誰もが来館されても4階まで楽に行き来できる様になり良かったですね!!』と今年の初夢でした。本年も一年宜しくお願い申し上げます。

 

 理  事  鈴木 英樹 (南 支部)

 謹んで新年のお祝いを申し上げます。昨年は何かとお世話になりまして、ありがとうございました。おかげさまで良き新年を迎えることができました。本年も昨年同様よろしくお願い申し上げます。皆様のご健康とご多幸を心よりお祈りいたします。尚5月の防災訓練には、是非出動されます様お願い致します。

 

 理  事  岡田 英俊 (守山支部)

 新年明けましておめでとう御座います。平成26年9月6日に煙草を辞めて3ヶ月後突然肥り始めた。12月・1月の2ヶ月で体重が10kg・胴が10cm肥ってしまった。2年経っても変わらず、今年は体重が5kg・胴が5cm減る様に頑張りまーす。

 

 理  事  宮澤 雅敏 (名東支部)

 新年あけましておめでとうございます。理事を務めて三度目の新年を迎えました。仕事と理事職の両立に苦労しておりますが、組合のためますます精進してまいります。今年も組合員の皆様にとって輝かしい一年になります事を心より祈念申し上げます。

 

 理  事  山本 一登 (天白支部)

 明けましておめでとうございます。アメリカ合衆国の大統領が代わり、これから日本経済がどのように変化するか、私たちは前向きに考えて行かなければならない年です。また、5月には大規模な防災訓練も予定しております。「震度7に備えて」皆で連携して命の水を守りましょう。

 

 専務理事  坂  明憲 (水道組合)

 新年おめでとうございます。昨年は組合員皆さまのご理解とご協力により仮設給水栓の寄託数を大幅に増加していただくという大きな出来事がありました。今年は防災を含め様々な面で明日につなげる年でありたいと思います。

 

 顧  問  吉田  宏 (水道組合)

 今年も災害対応策をよろしく!災害対応を局区と連携して行うことは名水協の社会的使命であり、知名度を高める絶好の機会でもあります。昨年は応急給水受託数の大幅増等の取組みがされましたが、今年もよろしくお願いします。

 

酉年を迎えて

上下水道局 職 員 放 談

 給排水設備課 技師 山下 清光

 新年あけましておめでとうございます。昨年の職場異動で、たくさんの素晴らしい人たちとの「出会い」がありました。人は出会いと別れを繰り返します。人生の中での出会いは限られます。今年も「出会い」を大切にしたいと思います。

 

 営業課 主事 前田 実乃里     

 新年あけましておめでとうございます。昨年は入庁1年目ということで、職場の皆さまには大変お世話になりました。今年は2年目になり、今より余裕ができると思うので、飲み会で職場の交流を深めつつ、趣味のクラリネットも楽しみ、公私ともに充実した1年にしたいです。

 

 料金課 主事 阿蘓 ひかり

 あけましておめでとうございます。今年は入庁5年目に突入します。同時に 

始めたマラソンもまた5年目に突入し、運動する習慣が定着してきました。今 

年は新しいスポーツや趣味を見つけて、さらに刺激のある一年にしたいです。

 

 保全課 技師 上田 仁

 新年明けましておめでとうございます。昨年、6月に第一子が誕生しました。子供の成長はとても早く、毎日、妻と楽しく子育てをしています。今年は、私も子供に負けないくらい成長できるよう、仕事に励みたいと思います。

 

 千種営業所 主事 望月 雅仁

 新年明けましておめでとうございます。昨年は社会人1年目ということもあり、たくさんの人に助けていただきました。今年は後輩が入ってくると思いますので、先輩として恥ずかしくない仕事をしていきたいです。

 

 中村営業所 主事 近藤 健斗

 新年あけましておめでとうございます。就職して2年、いろいろな経験をしてきましたが、自分の知らない世界がまだまだ沢山あると思います。今年は「フットワーク軽く二つ返事で行動する」をモットーに日々精進していきたいと思います。

 中営業所 主事 山村 弘美

 「水道(営業所)」は初めてで、と不安を抱え異動し、はや6年。小学生なら卒業ですが、業務の奥深さを実感するばかりです。‥この春はまた変化の時か?!・・仕事に頂く刺激のおかげで、少しは衰え速度が鈍るのもケッコ-と、酉年に、飛び出してみようと思います。

 

 緑営業所 主事 永坂 和寛

 新年明けましておめでとうございます。昨年からフットサルをする機会がかなり増えましたが、10年のブランクの大きさは想像以上でした。今年は昨年以上に体を動かし、水道局のフットサル大会でも良い成績を残したいと思います。

史跡散策路

遍慶寺(岩塚城址)

山口 雄一郎 氏(水道組合)
山口 雄一郎 氏(水道組合)

 この寺の境内はもと岩塚城があった所。岩塚城は吉田氏代々の居城であったが、慶長5年(1600年)清須城主福島正則によって滅ぼされたといわれます。境内のイブキの巨木は区内で最初に指定された保存樹で、その立派さは人々の目をうばいます。本尊阿弥陀如来立像。

会議コーナー

定 例 理 事 会

理事会風景(三役)
理事会風景(三役)

理事会風景(資材委員会)
理事会風景(資材委員会)

1.開催日時   12月7日(水)

           午後3時

 

1.開催場所   水 道 会 館

 

1.理事定数   17名

 

1.出席理事   16名

青年部会コーナー

支部対抗スポーツ交流会

穂刈理事長 挨拶
穂刈理事長 挨拶

青年部会 後藤会長 挨拶
青年部会 後藤会長 挨拶

名古屋市上下水道局    林係長 挨拶
名古屋市上下水道局    林係長 挨拶

 10月30日に東スポーツセンターにて支部対抗スポーツ交流会を行いました。

 当日は秋晴れとまではいきませんが天候も良く、148名と大変多くの方に参加して頂き、とても盛大な交流会となりました。

 競技は柔らかいボールを使ったソフトバレーで、各支部の組合員の方々や組合理事の他に、名古屋市上下水道局、NAWS、IT推進会、愛管連の方々にも御参加頂き20チームで優勝を目指した戦いが始まりました。

 開会式のあと予選リーグから競技開始です。各コートとも皆さん気合十分で、非常に白熱した試合が繰り広げられました。毎年参加されている方も多く、息の合ったプレーも随所で見られました。

 その後の決勝リーグではより実力が拮抗した相手との試合、各コートでは熱戦に次ぐ熱戦でした。最後に行った決勝戦は、千種・東支部と熱田・名東支部の混合チーム同士の戦いとなり、大接戦の結果、千種・東支部の混合チームが優勝を勝ち取りました。

 予選、決勝リーグとも各チーム笑顔の方がとても多く、試合を重ねるごとにチーム内での結束力が強くなっていったと思います。

 来年もスポーツ交流会を企画予定ですので、こちらの記事を見ていただき興味をお持ちの方は是非御参加ください。

 

青年部会 西支部 鎌田 桂太郎

 

優勝 千種・東支部チーム

青年部会コーナー

第129弾定期勉強会(昼間編)

  開催日 11月16日(水) 

  参加人数 24名      

技能開発部会・青年部会共催

 

 山々が紅葉し始めた11月の定期勉強会昼間編は、オンダ製作所工場見学と美濃のうだつの町並み散策と紙すき体験を行いました。

 当日は参加者の皆様のおかげで集合から解散までスケジュールどおりに進みました。ご協力ありがとうございました。また、工場見学でお世話になりましたオンダ製作所様にも計画段階から当日までご尽力頂き感謝致します。

 午前中はオンダ製作所の工場を2カ所見学しました。1カ所目の美山工場では、黄銅棒製造・鍛造成形・切削加工の原料から製品まで一貫して自社工場で製造されている過程を、2カ所目の関工場では、プレハブ加工や商品開発を見学しました。様々な耐久試験やニーズに合わせた製品構造を考え商品開発されていることが分かり、メーカーとして品質第一は当たり前かもしれませんがユーザーとしてはより一層安心して製品を使用できると感じました。

 午後からは防火壁として屋根の両端が一段高く造られていて、「うだつが上がる」「うだつが上がらない」という言葉がある美濃の古い町並みを散策し、美濃和紙の里会館では紙すき体験をしました。講師の方に手ほどきを受けながらA3の大きさの紙すきを体験しました。実演では簡単そうに見えた紙すきも実際やると肩に力が入りこんなにも上手くできないものかと自分にがっかりしました。仕事同様、簡単に技術は身につかないものですね。

 定期勉強会では皆様のお役に立てるように様々な内容で毎月開催しています。最近始まりました勉強会後のアンケートの回答を参考にさせて頂きながら、勉強会の内容にも反映をさせていきたいと思っています。今後とも定期夜間勉強会への皆様のご参加をお待ちしています。

青年部会 瑞穂支部 永田理絵

特別寄稿コーナー

年のはじめに

名古屋市上下水道局 経営本部 営業部 

瑞穂営業所 所長 田畑 信也

 

 新年あけましておめでとうございます。

 名古屋市指定水道工事店協同組合の皆さまにおかれましては、よき新春をお迎えのことと存じます。

 全国的な上下水道事業の課題といえば減収傾向と災害対策でありますが・・・

某オフィスビルのマネージャー職であるお客さまから、「5年ほど前に建物内のトイレを一新したが、近いうちに更なる「少量タイプ」への取り替えを予定している。その主目的は、利用する社員のストレスフリーであって経費節減は副次的な効果にすぎない。」という話を伺う機会がありました。長くなるので詳細は書けませんが、「最新の少量タイプはタンクに水が「すぐ溜まる」ところがミソであり、そのスピード感が社員の執務環境の改善に有効である。」とのことで、節水トイレの新たな一面を垣間見た気がしました。別の話、「水道量が多いなぁ」というぼやきが・・・その家は、トイレも古いし、洗濯も風呂水の再利用をほとんどしていません。減収問題のことは一時置いといて、新しい機器への交換を提案するも、なにやら面倒らしく、トイレの水量調整で終わってしまいました。「節水機器の普及」、実家の今後の課題であると同時に、世の中まだまだ色々な予備軍が潜在しているようです。

 昨年夏には、政府が南海トラフ巨大地震のシミュレーション動画をネット公開し、視覚的に被害想定を訴える効果は大きかったと評されています。熊本地震の発生もあり、国民の大規模地震への「危機感」はよりリアルさを増しているはずです。一方、地域の会議や防災訓練では、住民の方々の「災害に備える意識」の高まりも感じることができるわけですが、このような会議や訓練で接する方々は、そもそも意識が高いゆえに参加しているといった構図も否めません。自分の周囲には、地震がきたら「怖いねぇ」とか「困るよなぁ、どうしよう」レベルの、「危機感」はそれなりにあるのだけど、「備える意識」はまだまだ「?」な人たちが多いのではないかと・・・

 そんな状況のなか、災害時における官民協働体制の強化として、局と貴組合の協定を拡充し、大規模地震発生時の応急給水活動をより迅速に開始できるよう仮設給水栓の寄託数を増やし、200か所以上ある応急給水施設のうち約半数が工事店の皆さまによって開設されることとなりました。地域に根差した皆さまならでは取り組みは、「?」な方々にも「命のみず」を供給し続けるための、マンパワーの確保とスピード感という大変重要なピースとして欠かせないものであると感じています。

 これまで相応の秩序やルールが保たれていた、若しくは露呈していなかった様々な安全システムの崩壊が後を絶ちませんし、自然災害は予期ができません。新しい年は、せめて花火くらいはノンビリと見物できる世界であることを願いつつ、今年もよろしくお願いいたします。

筆の泉コーナー

情熱大陸 ~永遠のVolley baller~

名古屋市上下水道局 施設部 浄水管理調整室 

主査 堀口 茂

 

 真夜中の静寂。除夜の鐘だけが煩悩を振り払うように響き渡る。

 ゆく年に感謝し、くる年に希望を祈る人がここには集まる。かがり火の炎の揺らめきや割木の燃える音が、その雰囲気を一層神聖なものにしている。

 田舎の実家から徒歩10分歩いたこの神社を、筆者は毎年訪れる。

 『まだまだやれる。』

 毎年ここで確認する。筆者は永遠のバレーボーラー。

 昨年のワールドカップで全日本男子バレーも若い選手が活躍し、アニメ「ハイキュー!!」などの人気もあって、少しずつではあるが最注目されてきたバレーボール。そういう世間の流行の浮き沈みに関わらず、ひたむきにバレーボーラーとしての向上心を持ち続けてきた。

 バレーボーラーとなって30年。まだまだ残暑の残る9月末、名古屋から車で12時間。いくつも高速道路を乗り継いで約800km先の秋田県に永遠のバレーボーラーはいた。

 日本スポーツマスターズ2016秋田大会。今年も9人制バレーボールの愛知県代表として参加していた。40歳以上の年齢区分があるといっても、若き日に華やかな舞台で輝かしいプレーを魅せていた頃と変わらない情熱を燃やし続ける全国の猛者たちと対戦し、激戦を勝ち進んでいった。決勝戦は、昨年度ベスト8をかけて敗れた東京都代表。チーム一丸となって望んだが、フルセットの末、今年も敗れ準優勝に終わった。悔しさの中にも、チームメイトと過ごした大会期間に充実感もあり、来年度に向けて、またここに来て次こそは優勝を!という新たな目標をセンターコートに残し帰名した。12時間かけて・・・

 バレーボールと出会ったのは、中学入学時。クラスで整列するときは、決まって両手を腰に当てていたミニマムな筆者は、スポーツ万能でハイエンドな幼馴染と同じ部活に入った。負けず嫌いで、負けないための努力を惜しまない性格を両親から授かり、背の高さが絶対的に有利なバレーボールという競技への反骨心が、筆者を永遠のバレーボーラーにした。しかし、学生時代、帰宅後は毎日牛乳を1リットル飲み、おやつは小魚、寝るときはベッドにゴムで足を縛り付けて引っ張るなど、結局、背の高さのアドバンテージを妬んだりもしていた。(笑)

 最近は、9人制バレーボールだけでなく、6人制、レクレーションバレー、PTAバレーなど同じバレーボールと言っても、ボールもルールも全く違う競技に手広く関わっている。ルールが違っても、戦略性があり、重力のままに落下するボールの一瞬の緊張感に集中力を高め、チームみんなで一つのボールを助け合いながら大切につなぐという共通した魅力にとりつかれ、日々ボールを追いかけている。

 そして、今日も永遠のバレーボーラーは、バレーばかりのスケジュール、毎日の体幹トレーニングや柔軟運動、収納しきれないほどのウェア、シューズ、ボールなどを守るため、家庭の中で、コートの中以上のプレッシャーと戦っている。

 『まだまだやれる!』

 今年も筆者は、同じ場所で確認する。

談話室コーナー

会の手伝い

守山支部・株式会社 小幡設備

東 剛史

 

 自分は生まれも育ちも名古屋市なのですがここ何年か、「東海大崎会」という会のお手伝いをしています。その会は鹿児島県曽於郡大崎町出身の東海地方在住の方々の交流を深める場として活動している会でありますが、何故そのような会のお手伝いをしているかといえば、父がその大崎町出身でありまして東京・大阪には「大崎会」があるが名古屋には無いぞと。名古屋にも大崎町出身者は多数在住しているのにけしからんじゃないか。という事になったらしく、父が同郷の人達と設立の準備に勤しんでいるという話を自分には関係ない話だなとぼんやりと聞いていたところ「お前も手伝いなさい、お前も会員の一人なんだから」と予想外の発言をしてきたので、最初はとりあえず渋い顔をして自分には関係無い話ではないでしょうか。とやんわり断りを入れたものの忙しそうに準備に勤しんでいる父の事を考え、まあ全く関係ない話ではないしこれも親孝行の一つかなと思い微力ながらお手伝いをする事となりました。

 そもそも大崎町とは鹿児島県にある二つの半島、鹿児島市がある半島を薩摩半島、もう一つの半島が大隅半島といいます大崎町はこの大隅半島に所在しております。人口1万3千人程の小さな町ですがマンゴー・うなぎなどの特産品のおかげでふるさと納税の寄付金額のTOP10に名前を連ねております。プロ野球選手も何人か輩出しており現阪神の福留孝介選手もこの町出身であります。

 無事会の発足を迎える事ができ、懇親会を開催する事も出来ました。懇親会には町長も鹿児島から駆けつけていただき、多数の方に入会して頂き盛況の内に開催する事ができました。お手伝いをさせて頂き会の方の郷土愛をひしひしと感じる事ができ自分自身も楽しむ事ができました。そして、やはり鹿児島の人は芋焼酎をよく飲むのだなと改めて確認しこれからも永くこの会が続くよう微力ながらお手伝いを続けていきたいと思います。

消防コーナー

地震に備えるⅧ

名古屋市消防局OB 近藤 博

明治24年(1891年)濃尾地震(4)

 

濃尾地震が示した地震動

 ここでは、愛知県防災会議地震部会が昭和54年3月に刊行した「明治24年(1891年)10月28日濃尾地震の震害と震度分布」飯田汲事(名古屋大学名誉教授・愛知工業大学教授・愛知県防災会議専門委員)著から、濃尾地震の地震動について見ていきたいと思います。

 

○ 岐阜・名古屋・東京で観測された地震動

 濃尾地震の発震時間は、明治24年(1891年)10月28日午前6時38分頃です。

岐阜・名古屋・東京の三地点で観測された時間と地震動を示すと次のようになります。観測点は、岐阜が岐阜測候所、名古屋は名古屋一等測候所、東京は中央気象台になります。

 

1 岐 阜  6時37分11秒

 最初1.7秒時間は微動、2.5秒時に上下動猛烈、4.5秒時間後南北、東西の震動猛烈となる。上下動は、2.5秒時、水平動は7.8秒時に検震不能となる。

 

2 名古屋  6時38分50秒

 上下動は3秒後に著しく、4秒時に激烈となる。水平動は4秒時大震動となり、10秒時激烈。南北動は13秒時、東西動は16秒時、上下動は10秒時で検震不能となる。

 

3 東 京  6時39分11秒

 緩慢な振動で始まり、33秒時後著しくなり、45秒時後東西動最大となる。57秒時後南北動著しくなる。上下動は1分37秒後最大動となる。総振動時間7分である。

 

 震源地は、岐阜県揖斐川上流で震央は東経136°20′、北緯35°35′としています。震動域は、仙台以北を除いた日本国中に及び有感半径が880km(震度5の有感半径250 km)であり、濃尾平野、美濃北西部から越前平野にわたって震動が最も激しかった。地震の規模(マグヌチュード、M)は8.4であり、最大級の地震に属していると述べています。

 三地点の地震動をみると、岐阜と名古屋では、僅かの時間差はあるものの激烈な地震動に襲われたことが分ります。両測候所に設置されていた地震計は、検震不能になるほどの激しい震動にみまわれ、別の資料では名古屋測候所の地震計は破損したと記録しています。(『名古屋測候報告』)

 東京での震動は、距離が離れているため、激しい震動は記録されていませんが、総震動時間7分と長く揺れていたことが分ります。

 なお、この調査報告書では濃尾地震の規模をマグニチュード(M)8.4であるとしています。

法律コーナー

不動産登記手続きの落とし穴

弁護士   松 永 辰 男

 

 不動産登記手続きには必ず登録印(いわゆる「実印」と言われている印鑑。)と、これの印鑑登録証明書を添付しなければなりませんが、これさえあれば不動産についての、所有権移転登記手続きは勿論、抵当権設定や賃借権設定などの登記手続きができます。しかし、司法書士に手続きをお願いする場合は、司法書士からの要請で、権利を失う人、つまり所有権を移転する人とか、抵当権を設定する人の本人確認のために、その人の免許証などの提示を求められ、更に、権利移転などの不動産についての負担の意思の確認を求められます。以上の要件が整えば所有権移転等の手続きは無事に終わることができます。

 ところが、司法書士が判断しても分からないような、巧妙な印鑑偽造、免許証の偽造がなされていた場合は、司法書士の手続きの段階では印鑑偽造等が見破られることなく法務局へ登記手続きを済ませることになります。そこで法務局は登記手続きをするにあたり改めて詳細に調査し、偽造等の文書によるものではないか慎重に調査します。その結果、偽造等の文書が見つかれば登記手続きの申請が却下されます。そのような事例についてなされた判決を紹介します。

 事案は買主が取引している信用組合本店において、土地の所有者と称する人が売主となり、土地所有者の登録印(実印)と印鑑登録証明書及び本人確認のための免許証、登記済証を司法書士に渡したが、その際、買主の方から司法書士に対し、登記申請に係る書類の真否確認を特にお願いしていたものではなく、登記手続きの書類について売主と買主の各自が署名押印をすませ、代金8000万円の授受も終わりました。ところが司法書士が法務局へ登記手続きの申請をなし、これに基づき法務局が詳細に調査したところ偽造された印鑑と、印鑑登録証明書によるものであることが判明し登記申請は却下されてしまいました。

 そこで買主は司法書士を相手にして支払った代金8000万円を損害として支払うよう裁判所へ訴えを起こしました。しかし裁判所では、司法書士といえども偽造印鑑や印鑑登録証明書、運転免許証を相当な注意をしても見破ることができないといった事情がある場合は、司法書士には責任はないと判決しました(平成27年11月10日東京地裁判決・判例時報2308号90頁)。買主にとっては8000万円という大金を、売主と称する犯罪人に取られてしまったことになり、気の毒な話です。土地を買う場合は、予め売主をよく調査しておく必要があるということになります。

木祖村コーナー

いましかできない森の冒険!スノーシュー体験!

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編集後記

編 集 後 記

 新年を迎えました。冬はつとめて。雪の降りたるは、言ふべきにもあらず、霜のいと白きも、またさらでも(「枕草子」冒頭。意訳:冬は早朝が良い。雪が降った朝は言うまでもなく、降りた霜がとても白いときも...たいそう冬の朝にふさわしい。)というように冬の朝の(りん)とした空気には、身の引き締まる思いがします。

 

 この季節は、時に体も冷えきって(つら)い時期とも言えますが、これも気持ちの持ち方一つで大きく変えることができます。体を温める美味しいものを食卓にいただく幸せ、厳冬の海でとれる魚介類、霜の降りる畑で寒さに耐えた野菜には、たくましい生命力が凝縮されているように感じられます。また、寒さの中で行われるスポーツには、特別な意味があるような気がします。サッカー天皇杯決勝、90年近くの歴史を有する箱根駅伝、また、板や金属先端に乗るウインタースポーツならではの風を切るスピード感は、多くの方をとりこにしています。

 冬場の一日の疲れをいやすには何と言ってもお風呂ですが、ヒートショック対策のため少し温めた浴室として、湯船にはたっぷりとお湯をはり、水の浮力や水圧の効果でゆったりとした気分となって過ごしたいですね。

 

 雪の日の朝は、子供の頃の誰の靴跡もない真っ白な道を踏みしめていく快感を思い出します。前人未踏の世界に一歩を進める快感は、探検家になったような気持ち。しかし、年齢を重ねるにつれて、降雪時は大変となります。足元に気をつけていても、バランスを崩しすってんころりん。駐車場の雪かきに汗を流してみたものの、冬用のすべらないタイヤにまだ変えていなかったと焦ることにも。強烈な寒波襲来で-4度以下となった朝には、凍結被害も生じます。

 

 さて、今年はどのような1年になるのでしょうか。世界の動きと決して無縁ではありえない今の日本ですが、まずは、目の前の課題に対して、着実に準備をしていくことが成果への第一歩だと思います。段取り八割は仕事に限らず、日々の生活を進めていくことにおいても実感できるところです。さらに、2年、3年後の中期の計画・目標を持ち、仕事への注力のみならず、自分への投資、研鑚も意識的に行いたいところです。また、5年、10年その先と長期の見通しを意識することで先々の視野も広がっていくでしょう。

 

 昨年を象徴する漢字は、「金」でしたが、今年は、どんな漢字を思い描くことができるのでしょうか。一文字に絞り込むのは、難しいですね。筆者は、手帳の裏表紙に、1年の願いを短い言葉にし、書きとめることを続けています。今年は、(とり)(文字の意味は、「酒のつぼ」)にちなみ、「少しの酒で幸せ」といたしました。

(E・Y)

 

 

 組合だより No.557(平成29年1月号)―――――――――― 

 

 

 

 

シャッチーくん

    

  

    ● 発 行 名古屋市指定水道工事店協同組合
            理事長  穂 刈 泰 男

 

    編 集 名古屋市指定水道工事店協同組合
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