『川の教室』第27回フォトコンテスト最優秀 撮影:㈱佐藤総合設備 佐藤 智裕氏

『川の教室』第27回フォトコンテスト最優秀 撮影:㈱佐藤総合設備 佐藤 智裕氏

日本の橋

能 登 島 大 橋

岡村 明 氏 (㈱恵弘工業)
岡村 明 氏 (㈱恵弘工業)

  能登島大橋は、能登島と七尾市石崎町を結び、七尾湾の屏風瀬戸(びょうぶせと)に架かる、石川県でもっとも長い橋です。ゆるやかな美しいカーブが特徴で七尾市側に公園があり、優美な姿を楽しむことができます。内海のおだやかな海を表現するその曲線美は、能登島のシンボルとして親しまれています。

 橋梁型式はラーメン橋、橋の長さ1,050m、橋の幅8,4m、橋の高さ24,34m。1982(昭和57)年4月3日完成し通行が開始され、これにより七尾港と能登島を結んでいたフェリーは廃止されました。この橋の開通により能登島の観光開発が進み石川県能登島ガラス美術館、のとじま水族館など様々な施設が建設されました。

詳細

総  会

第63回 通常総会

鏡味理事長 挨拶
鏡味理事長 挨拶

優良名古屋市指定工事店 受賞代表者 桜和設備㈱
優良名古屋市指定工事店 受賞代表者 桜和設備㈱

永年勤続優良指定給水装置工事事業者  受賞代表者 ㈲スイシン
永年勤続優良指定給水装置工事事業者  受賞代表者 ㈲スイシン

 永年勤続従業員表彰  受賞代表者 ㈾鈴萬工業所 鈴村真史 様
 永年勤続従業員表彰  受賞代表者 ㈾鈴萬工業所 鈴村真史 様

開催日時   5月24日(金)午後3時00分

開催場所   名古屋東急ホテル

組合員数   324名

出 席 者   298名

         (委任状出席63名含む) 

 

*被表彰者名簿は右上部【詳細】に掲載

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 第27回フォトコンテスト

最優秀賞 ㈱佐藤総合設備

                                佐藤智裕 様 

会議コーナー

定 例 理 事 会

理事会風景(広報技能委員会)
理事会風景(広報技能委員会)

理事会風景(業務管理委員会)
理事会風景(業務管理委員会)

 

    1.開  催  日  時  6月5日(水)

                            午後 3時~

        

    1.開  催  場  所    水 道 会 館

 

    1.理 事 の 定 数   17 名

 

    1.出  席  理 事     17  名

 

職員紹介コーナー

事務局職員採用・退職者

      

採用者

               

 

    5月24日の総会をもちまして、名水協常勤理事として承

  認されました。

   このような大役を仰せつかるには、まことに微力ではござ

  いますが、組合員の皆様ならびに関係各位のご助言、ご協力

  をあおぎ職務に邁進してゆく決意でございます。

   社会環境が大きく変わろうとしているなか、名水協として

  坂 明憲      も様々な課題への取り組みが必要であります。そのような状

(常勤理事)   況において、名水協のさらなる発展のために常勤理事として

               全力をささげる所存でございます。

          どうか皆様方の暖かいご指導、ご鞭撻を心からお願い申し

                上げまして、私の就任のご挨拶とさせて頂きます。よろしく

               お願い致します。

        

略歴

昭和52年4月 名古屋市水道局に入局

平成19年4月 給排水設備課長に就任

平成23年4月 技術本部管路部長に就任

 

退職者

         5月24日の組合総会をもちまして、名水協常勤理事を退

  任いたしました。私は、名水協に赴任し5年2ケ月となりま

  すが、長い間組合員の皆様に大変お世話になりましたこと、 

   厚くお礼申し上げます。

    最初の3年余りは、名古屋建築設備高等技術専門校の教務

   主任として、設備業界の若者と接してまいりました。その当

   時は、若者と会話することが自分なりに有意義な日々を送る

  原 陸進    ことが出来たのではないかと思っています。今後ともこの専

(前常勤理事)    門校がますます繁栄することを願ってやみません。

              後半の2年間、常勤理事として大役を仰せつかったわけで

         ありますが、これといった成果を残すことが出来なかったの

                かなと思っております。

    ただ、退任年度の最後に上下水道局との共催の基、初めて

   名水協で防災訓練が出来たことは組合にとっても大変良かっ

   たのではないかと思います。私も、こうした組合事業に関わ

   ることができ今後のよい思い出になると考えております。

    最後になりますが、今後とも組合はもとより、各組合員の

   事業所がますますご繁栄になりますことを願いまして、私の

   退任のご挨拶とさせていただきます。

お知らせコーナー

第55回 水道週間行事(1)

オープニングセレモニー
オープニングセレモニー

水道相談コーナー
水道相談コーナー

パッキン取り替え実演コーナー
パッキン取り替え実演コーナー

 名古屋市上下水道局主催の、第55回水道週間行事「なごや水フェスタ」が、6月2日(日)に鍋屋上野浄水場にて開催され、名水協もイベントに参加協力しました。事前の天気予報では雨ということで非常に心配をしていましたが、当日は雨も降らずに大勢の来場者(9,300人 上下水道局調べ)で大変な賑わいになりました。

 名水協としては、水道相談コーナーへの相談員の派遣、組合員名簿、タオルの配布をし、今回が初めての試みとなる来場者アンケートを実施しました。参加者全員で揃いのジャンバーに身を包み、イベントに参加協力しました。
 青年部会は配管工作の配布、パッキン取り替え実演、輪投げを実施しました。今回の配管工作は種類を刷新し、かなり目新しいものになりました。ところが少し凝りすぎてしまい、難しいという意見が多数出ました。役員が手伝いながら参加者の皆様と協力して作りました。子供達から「ありがとう」という言葉に救われながら、共同作業の楽しさを改めて感じました。

 またパッキン取り替え実演コーナーでは、参加者の興味が高く熱心に説明を聞いていました。また参加者の中には、自ら工具を持ち交換作業を試みる方もいました。みなさん真剣なまなざしで担当者に色々と質問をして、更にはケレップを持ち帰って頂きました。

 そして輪投げコーナーとしてパイプで作った的にこれまたパイプで作った輪を入れるゲームをしました。参加した子供達が夢中で投げている姿はほほえましい光景でした。一人3つの輪を投げて、一つも入らない子もいれば三つ入る子もいました。僕たち担当者もシュミレーションではなかなか入らなかったのに、子供たちは簡単に入れるではありませんか。その姿にびっくりし、やはり子供は遊びの天才だと思いました。

 そんな楽しい時間はあっという間に過ぎて、僕たちも気付けばいい勉強になっていました。それは人と人との繋がりがどれだけ素晴らしいかを身をもって感じました。

 来年も来て頂いた方々の笑顔の為に、より良い催し物を実施して行きたいと思います。本当にありがとうございました。

 青年部会 熱田支部 板倉弘法

 

お知らせコーナー

第55回 水道週間行事(2)

<イベント風景>

出展ブース
出展ブース
名水協コーナーへ並ぶ長蛇の列        ♪ヽ(*゜O゜)ノ スゴイッ!!
名水協コーナーへ並ぶ長蛇の列        ♪ヽ(*゜O゜)ノ スゴイッ!!

入るかな~? 
入るかな~? 
もう少しで完成だ!!
もう少しで完成だ!!

入るかな~? 
みんなで楽しく作れました ヾ(@~▽~@)ノ
もう少しで完成だ!!
大盛況のイベントになりました     v(。・ω・。)ィェィ♪

青年部会コーナー

第87回定期夜間勉強会

開催日時  5月15日(水)

                   参加人数  21名 

                      技能開発部会・青年部会共催

 

 5月15日(水)に水道会館にて、(株)システムズナカシマ様を講師としてお招きし、第87回定期夜間勉強会を開催しました。以前行われたExcel講習の第二弾として、今回はWordの講習を行いました。  

 今回習った内容 

1.スペースキーを使い段落を分け、振り分け番号をつける。
2.文字の網掛けや、白抜きにして目立たせる。
3.Tabキーで、列をそろえる。
4.添付ファイルを貼り、加工する。他

 

  今回の講習では、断水のお知らせチラシを作りながら教えていただき、講習後はみんなが良いチラシを作ることができ、大変満足の行く講習となりました。今回習ったことを使い文章を書いてみました。講習を受講し、今後Wordを活用してみようかなと思えるようになりました。

 これからも仕事に役立つ勉強会を計画していきますので、皆様のご参加をおまちしております。

青年部会 熱田支部 水谷弥仁

 

 

消防常識コーナー

消 防 Q & A

名古屋市消防局OB  木野瀬 茂

 

易操作性(いそうさせい)1号消火栓

 屋内消火栓設備の基準がこのところ大幅に改正され、従来の消火栓(1号消火栓)に加え2号消火栓、易操作性1号消火栓ができました。また、2号消火栓とほぼ同一のものとして、スプリンクラー設備の中に補助散水栓もできました。いずれも操作性とホースの形状、放水の仕方が連動でき簡単に操作できることから従前の消火栓に加えられた。

 この中で「易操作性1号消火栓」は、法令基準でなく、「行政指導」として、消防庁予防課長通達として「1号消火栓の取扱いについて(通知)」平成8年12月12日消防予第254号により示されたものです。1号消火栓を用いた屋内消火栓設備は、高い消火能力を有する消火設備です。しかしながら、従来の1号消火栓は操作のために通常2名以上の者を必要とするとともに、消火栓箱内のホースを全部取り出さないと放水することができないという構造上の理由により円滑な使用のためには、訓練等を必要とし、さらに、ホースを格納した状態から放水を開始するまでに時間がかかるものとなっています。このため、現状においては、初期消火における1号消火栓の使用率は低いものとなっています。

 このような状況から、1号消火栓の新たな種類として、2号消火栓(令第11条第3項第2号に規定する屋内消火栓をいう。)と同様に、1人でも操作を行うことができるように操作性等を向上させるもの(易操作性1号消火栓)について消防法施行令第32条の規定を適用し(特例適用)設置できるようになりました。

 なお、設置にあたっては、法令に定められているのと全く同じです。

 

屋内消火栓設備の設置基準・試験基準は次の通りです。

設置基準・試験基準

 

種別

1号消火栓および易操作性1号消火栓

2号消火栓

ホースの長さ

30m

20m

ホース口径

40mm

25mm

ノズル口径

13mm(13mm以上)

8mm以上

水源の水量

2.6㎥以上(1基当たり)

1.2㎥以上(1基当たり)

ポンプ起動方法

起動ボタン
(1号消火栓のみ。易操作性のものは2号消火栓に準じる)

消火栓開閉弁の開放・消防用ホースの延長操作

放水量

130リットル/分以上

60リットル/分以上

放水圧力

0.17 ~ 0.7Mpa

0.25 ~ 0.7Mpa


 

問題 次の問いで、誤りはいずれか。

(1)1号・2号・易操作性1号消火栓ともポンプの起動方式は、起動ボタンを押すことで起動する。

(2)易操作性1号消火栓の放水量は1分間あたり60リットルである。

(3)易操作性1号消火栓は、水平距離25メートル以下としなければならない。

(4)放水圧力の上限は、1号・2号・易操作性1号消火栓とも0.7MPa以下としなければならない。

 

 

解答 (3)

 設置基準から見ると起動方式は、開閉弁の開、ホースの延長でポンプ起動できるようになったのは易操作性1号消火栓及び2号消火栓で、従来の方式が、起動ボタンを押すことのみであった。(1)は誤りです。消火栓からの放水量は、1号消火栓、易操作性1号消火栓は1分間あたり130リットルで2号消火栓は60リットルです。したがって(2)は誤りです。1号消火栓、、易操作性1号消火栓とも水平距離は25メートルで2号消火栓は水平距離15メートルとなっています。

 放水圧力の上限は、反動力により転倒したりすることのないよう0.7MPaを超えない措置をするよう定められており「以下」は誤りです。

 

 今回は、易(い)操作性1号消火栓について説明しました。このように法令事項以外でも技術上に基準が定められています。いずれにおいても火災の時、有効に作動してこそ消防設備の意義があります。

 分かりづらいものとしてしまいますが、少しでも法令に馴染んで頂きたいと思います。法令上分からないことは、木野瀬 電話080-6947-5371までお尋ねください。後で、困ったことになってもいけませんので。

法律コーナー

気をつけたい根保証契約

弁護士   松 永 辰 男

 

 担保には、物等を担保に入れる場合と、人の信用を担保にする場合があります。前者は抵当権などの物上保証ですが、人の信用を担保にする場合は保証人をつけることです。しかし、単なる保証では銀行等からの長期にわたる金融取引には向かないので、「根」を頭に付けた「根抵当権」や「根保証」という制度を利用します。3年間とか5年間の継続的取引について、上限を決めて保証するというものです。今日は、この「根保証」について問題になった件をお話しします。

 Y社は平成19年6月29日、A社を貸主、B社を借主とする金銭消費貸借契約について、B社がA社に負担する借入金債務の上限(極度額といいますが)を48億3000万円、保証期間を平成19年5月29日から5年間とする根保証契約をしました。A社は平成20年8月25日、B社に弁済期を平成21年8月5日として合計7億9990万円を貸し付けました。その後であります同年9月26日A社はB社に対するその貸付金をCに譲渡し,Cは同日X社に譲渡しました。X社は、その貸付金の弁済期日が過ぎた平成22年になってからB社に対し貸金の返還請求をしたところ、未だ5年間の保証期間中でしたが裁判所はB社に対しX社に支払うよう命じました。B社は控訴、上告しましたが、判決は変わりませんでした(最高裁判所平成24年12月14日判決・判例時報2178号17頁)。何を問題にして最高裁判所まで争ったかと言いますと、抑も根保証期間中(元本確定前)であるにもかかわらず、その期間中に発生した債権を他の人に譲渡できるのか、という問題です。

 もう一つ突っ込んで考えますと、根保証期間中であるにもかかわらず個々の貸金について、その返済期日が到来すれば根保証人に対しても支払請求できるのか、ということです。根保証人にすれば、保証期間が5年あるのだから、5年間は請求を受けないものと安心しているかもしれませんし、まさか、根保証期間中に債権が譲渡され、契約者と関係のない人から請求を受けるなどと言うことは想像もしていないことかもしれません。この点根抵当権については、根抵当権の期間中(「元本確定前」のことですが)は債権譲渡ができないという条文がありますので譲渡できませんが、根保証契約にはそのような定めはありません。

 保証期間中(正確には「元本の確定前」ということになりますが)の債権譲渡は出来ないという考え方も有力に主張されていますが、何分にも裁判所の頂点の判決として、途中でも譲渡できるし、請求できるということになりました。気を付けなければならない問題です。

筆の泉コーナー

電子書籍で読書三昧

   名古屋市上下水道局 施設部

                     西部打出水処理事務所

主 査  岩 田 充 晃

 

 最近私が凝っているもの、それは電子書籍です。昨年末ついにアマゾンのキンドルが日本上陸となったのでさっそく買いに行き、それ以来、読書三昧の日々が続いております。キンドルのいい点は、とにかく簡単に本が買えWifiですぐにダウンロードされるところでしょう。あまりにもあっさり本が手に入るのでついつい買いすぎてしまいます。アマゾンに踊らされている、と言われればそれまでかもしれません。ですが、この踊り、踊ってみると悪くありません。

 現段階ではまだ本の品揃えが悪く、読みたいと思う本が電子書籍化されていないこともあります。ですが洋書なら品揃えは申し分ありません。英語の本は読むのに大変と思うかもしれませんが、キンドルには辞書が内蔵されており、わからない単語を触れるとその意味がすぐに表示されます。これによって自分の実力以上の英文が結構読めてしまうのです。私はこれを「語学ドーピング」と呼んでおります。

 さらにキンドルを有効活用するため新聞を電子書籍化することを考えました。私は日経新聞電子版IDを持っているので、毎朝iPadの日経アプリで読んでいるのですが、朝の短い時間では読みきれません。かといってiPadを通勤に持って電車やバスで読むのは重いしかさばるので大変です。そこでキンドルに日経新聞を入れてしまおうという発想に至りました。アマゾンが日経新聞を配信してくれると楽なのですが、そんなことはしてないし、今後もしてくれそうには思えないので自前でなんとかすることにしました。

 用意するのはcalibre(キャリバー)というフリーソフト。これはさまざまな新聞・雑誌をWebサイトからダウンロードして電子書籍のファイル形式に変換してそれをキンドルなどに送信できるという優れもののソフトです。いろんなOSで動きます。これをパソコンにインストールしてもいいのですが、毎朝パソコンの電源をONして起動するまで待ってcalibreを立ち上げて新聞をダウンロードしてキンドルに送信して…、なんてことをいちいちやっていられないのでQNAPというメーカーのNAS(Network Attached Storage)にインストールしました。難しい話はさておき、とにかくこれで、毎朝NAS電源ON、calibre起動、新聞ダウンロード、キンドルに送信、終了後電源OFF、という一連の動作がすべて自動化できました。朝起きてキンドルを開くと新聞がそこにあるという状態です。これは便利すぎてもうやめられません。キンドルでの新聞は通勤の電車・バスで読むのに最適です。

 こんな電子書籍生活、みなさんもいかがでしょうか?

談話室コーナー

17年前の恐怖とその後

 三都㈱ 鎌田 日佐夫

 

 身内の話になりますが、妻は17年前に体調をくずし、更年期障害かと疑いましたが、友人に名大付属病院を薦められ、友人に付き添われて行くことにしました。一週間後、診断結果を聞きに病院を訪れ、担当医師より「末期ガン」と告知を受けました。ただびっくりしていると同時にどうしようかと言う思いの中、ただちに入院の手続きをとり、20日後に入院しました。

「ガン細胞が肥大化して他の臓器と癒着しているので、手術はできません」との担当医師の言葉。従って、まず動注治療(抗ガン剤を動脈に直接入れる方法)を行い、ガン細胞を壊死させると言われた。

 1回目、2回目、3、4、5回目と抗ガン剤の注入を継続するが効果なし。ここで動注治療の効き目がないと判断され、この時代最終の治療法としての放射線治療が行われた。放射線治療が徐々に効果が出始めた為、このまま治療を最大限まで継続し、人体に影響が出る限界の33回目にして終了した。

 約25㎝のガン細胞の部位がCTの画像からはほぼ消えた。しかしガン細胞を完全に取り除くため摘出手術を6時間かけ行い、無事手術も成功し178日間の入院生活から解放され自宅に帰ってきました。

 その間私は毎日病院へ通い、時には夜中の1時過ぎに訪れ怒られたことも多々ありました。お陰様で願いが通じ退院できたのは本人の生きようという意志もあったかもしれませんが周りの方々に助けられたと言うほかありません。

 ただ退院の際、担当医師より「放射線により奥さんの身体の細胞は傷んでぼろぼろになっています。くれぐれも風邪等の病気に気をつけて下さい」との忠告を受けた。その後は「玉川温泉」に湯治に14日間行くなど療養しながら元気よく日常生活を過ごしておりました。

 しかし今年のゴールデンウィークに入り、お腹に痛みが走り出し、胃腸薬を試しておりましたが一向に良くならず、休日診療所に出向き「胃腸風邪系のノロインフルエンザ」のようだという診断でした。まだ痛みが治まらず、娘の強い勧めもあり再度近所のクリニックへ、そこで検査をするが判明せず、紹介状を書いていただき大きな病院へということになりました。

 その病院で担当医師より「患者さんは17年前に放射線治療をされ、その影響で腸関係の臓器が弱っています」。そして「腹膜炎」の症状も出ていますとのこと。「緊急時は手術を行うこともありますが各臓器が放射線治療により傷んでおり、手術は出来かねます」。次善の方法として絶食の絶対安静状態にて点滴処置を1週間から10日間ほどの治療を施されるとのことでした。ただ手術ができない状態でなので「手の施しようがない可能性があります」とその医師より話しをされました。

 何とかいろいろな処置の結果、入退院をくりかえしましたが、無事退院を迎えることができました。良い担当医師に出会い、その先生から「17年間の経過をふまえて継続して診ていきましょう」と話され、感謝の念でいっぱいでした。

 今日、ますます医療は進歩していくことと思われますが、良い先生や看護師さんに出会い、また知人、友人、家族に見守られて生きていることを実感している日々です。

(西支部)

 

木祖村コーナー

とうもろこし ふるさと便

木曽川源流・産地直送

 とうもろこし

  ふるさと便

 木曽川の水源地域である長野県木祖村は人口3,200人の小さな山村です。
平成8年、木祖村に完成した味噌川ダムと豊かな森林が、中京圏に安定した水を供給しています。木祖村に薮原地域自治協議会が発足し、村民自ら参加し自立の村づくりに日々活躍しています。村おこし事業の一環として「とうもろこしふるさと便」を本年も企画いたしました。標高1000mのさわやかな気候で育った甘いとうもろこしで、ふるさとの秋を思い出していただくとともに、木祖村を第2のふるさとにしていただければ幸いです。
                    長野県木曽郡木祖村薮原 薮原地域自治協議会


 とうもろこし ふるさと便
 1箱 2,000円(10本程度、郵送料・消費税込) 
  ○受   付・・・・・ 7月12日(金)まで
  ○発送予定・・・・・ 8月上旬~8月下旬
    (天候不順等により、期間変更がありますのでご了承ください。)

 

 「とうもろこしふるさと便」問合せ先       
 薮原地域自治協議会 事務局 湯川亮

 〒399-6201長野県木曽郡木祖村薮原1191-1

   TEL(0264)36-2001(木祖村役場総務課内)

 取り扱い郵便局

 薮原郵便局

 〒399-6299   TEL(0264)36-2049

 長野県木曽郡木祖村薮原1191-32

 

 

 ≪組合員専用受付申込先≫

 〒460-0002 名古屋市中区丸の内三丁目14番11号(水道会館)
  名古屋市指定水道工事店協同組合(担当:山口)
  TEL052-951-3240 FAX052-951-8883
   URL http://www.aiweb.or.jp/meisui

編集後記

編 集 後 記

 先日、南海トラフに関する巨大地震対策が内閣府より公表されました。

 2年前の東日本大震災の復旧、復興が依然として大きな課題として存在するなかでのこの公表内容は地震に対する様々な思いをあらたにさせてくれました。

 この内容の主なものとしては、日本の人口の53%が震度6弱以上の揺れに襲われ、避難者は最大950万人、しかもその半数程度しか避難所に入れない、さらに断水人口は3440万人といったもので、そのため家庭で飲料水を一週間分備蓄することを求めるというもので、ライフラインの早期復旧がすべての応急対策の前提であるとしています。

 名水協は5月17日に港区いろは町にある名古屋市上下水道局の技術教育センターおよび中川西応急給水センターを会場としてはじめて防災訓練を行いました。

まさに時宜を得た訓練であったと思います。

 幸い天候に恵まれ、名水協をはじめ上下水道局および名古屋上下水道総合サービス株式会社の皆様を合わせて320名もの参加があり、1日をかけて盛りだくさんの訓練を成功裏に終わることが出来ました。訓練は、新聞やテレビにも取り上げられ、上下水道局のホームページにもアップされ、組合だより6月号にも内容を掲載しております。訓練後の講評では、吉川上下水道局次長から名水協の防災訓練に対する熱意と真摯な取り組みが高く評価されました。これもひとえに企画・計画に携わられた方々の事前の周到かつ綿密な準備や、当日参加された方々全員のご協力によるものであることはあらためて言うまでもありません。

 巨大地震はいつ起きるかは分かりませんが、避けることも出来ません。しかし、起きると予想される巨大地震に対し、被害を最小限度に食い止めることは全ての人にとって必要なことです。

 「水・命を守る3日間」をテーマに行われた今回の訓練が、巨大地震に対して名水協が役割を果たすことを示す第一歩になったのではないかと思いました。

 今月よりこの編集後記を担当することとなりました。これからお付き合いのほどよろしくお願いいたします。

(A・B)       

 

 

 組合だより No.515(平成25年7月号)―――――――――― 

シャッチーくん

      

    ● 発 行 名古屋市指定水道工事店協同組合
            理事長 鏡  味  栄  男

 

    編 集 名古屋市指定水道工事店協同組合
           広 報 技 能 委 員 会
             名古屋市中区丸の内三丁目14番11号
             TEL (052)951−3240
             FAX (052)951−8883